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独ポルシェ、水平対向4気筒ターボの「718ボクスター」「718ケイマン」を2016年度中に順次導入
「919ハイブリッドLMP1」で実証済みの4気筒コンセプトを採用
(2015/12/11 12:43)
- 2016年度中に順次導入
ポルシェAGは12月10日(現地時間)、水平対向4気筒ターボエンジンを搭載する「718ボクスター」「718ケイマン」を2016年度中に順次導入すると発表した。「ボクスター」「ケイマン」は、2016年のモデルチェンジで「718」という新たなモデル名が与えられることになる。
718ボクスター、718ケイマンは、両モデルともに水平対向4気筒ターボエンジンを搭載して、外観的にも技術的にも共通点が増えるとしている。また、価格帯は、ロードスターモデルとなるボクスターが、クーペのケイマンより上位に位置付けされる予定。
「718」という名称は、自動車レースで1957年に活躍した画期的なスポーツカーに由来。ボクスターとケイマンで展開される718モデルシリーズでは、「919ハイブリッドLMP1」に搭載したV型4気筒 2.0リッターターボエンジンなどで実証済みの4気筒コンセプトと、ポルシェのスポーツカーの歴史を引き継ぐものとしている。