スズキは4月7日、ブレーキホースに不具合があるとして「パレット」と日産自動車にOEM供給する「ルークス」の2車種、計31万5304台のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象車の製作期間は、2008年1月9日~2011年6月7日。
不具合は、前輪のブレーキホースレイアウトが不適切なため、ハンドルを一杯に切った際に曲げRが小さくなり、その繰り返しでブレーキホースの内部に亀裂が発生することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が広がりブレーキ液が漏れて警告灯が点灯。最悪の場合は制動力が低下するおそれがある。
改善対策として、全車両でブレーキホースを対策品と交換する。