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AJAJ、「みんなの楽ラク運転講習会」を4月16日~17日のモータースポーツジャパン会場で実施

参加無料。モータージャーナリストから急ブレーキ操作など安全運転について学べる

2016年4月16日~17日10時~16時 開催

参加無料

 AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)は、4月16日~17日に東京 お台場特設会場で行なわれる「モータースポーツジャパン 2016 フェスティバル イン お台場」の会場内で、参加無料の運転講習会「みんなの楽ラク運転講習会」を開催する。

 AJAJが交通安全の促進を図ることを目的に、年に1回のボランティア事業として開催しているこの運転講習会では、メインプログラムとして当日参加受け付けの「急ブレーキ作動体験講習」を用意。さらにフリー参加のサポートプログラムとなる「安全運転のためのドライビングポジション、およびシートベルトのレクチャー」「安全運転のためのハンドル操作のレクチャー」「タイヤ空気圧管理の重要性の確認と低空気圧走行体験」「車庫入れ・縦列駐車練習」「大型車からの『2輪車や乗用車の見え方』『死角』の確認」「アリさんブレーキ体験」「チャイルドシート効果の同乗体験」「ISOFIXチャイルドシート装着実技練習」「チャイルドシート相談コーナー」「子供免許証発行(JAF)」も常時実施されている。

「急ブレーキ作動体験講習」では、必要になったときに正しく急ブレーキの操作を行ない、ブレーキ性能を100%引き出して事故を回避できるようブレーキングのコツを紹介。現在ではほとんどのクルマに装着されるようになったABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の作動も体験できる内容となる。

運転に慣れたドライバーでもABSが作動するような急ブレーキを効かせた経験がある人は意外に少ない。「急ブレーキ作動体験講習」では安全が確保されたスペースで、インストラクターの指導を受けた上で正しい急ブレーキを体験できる

 また、サポートプログラムの「安全運転のためのドライビングポジション、およびシートベルトのレクチャー」では運転の基本となる正しいドライビングポジションとシートベルトの正しい装着方法などをアドバイス。「安全運転のためのハンドル操作のレクチャー」では、自己流になりがちなハンドル操作について、やってはいけないハンドル操作の解説、現代のクルマに合った正しいハンドルの握り方と操作方法などについてアドバイス。「タイヤ空気圧管理の重要性の確認と低空気圧走行体験」では、実際に空気圧の低いタイヤを装着した車両を運転し、急ブレーキなどのシーンで制動距離が伸びるといった悪影響について体感できる。「アリさんブレーキ体験」ではAT車のクリープ現象での走行を、ブレーキ操作で“アリが歩くような極低速”で走らせるトレーニング。これによって車庫入れや狭い道路でのすれ違いなどがスムーズに運転できるようになるという。

 このほか、曙ブレーキ工業も社会貢献の一環としてイベントに参加。ディスクブレーキやドラムブレーキのサンプルを搭載した「ブレーキ技術教育巡回車両」を展示。ブレーキの製造工程や仕組みについて解説し、正しくブレーキ整備を行なうことの大切さなどを分かりやすく説明する。

運転の基本となる正しいドライビングポジションなどのレクチャー
実際に大型トラックの運転席に座って視界を確認できる「見え方確認」
縦列ポイントのコツが伝授される「駐車練習」は人気の高いコーナー
ブレーキの仕組みや正しいブレーキ整備について学べる「ブレーキ技術教育巡回車両」

(編集部:佐久間 秀)