写真で見る　トヨタ「ランドクルーザー“70”」

ランドクルーザー“70”。撮影車両はプロトタイプ

　1984年に登場したランドクルーザー“70”シリーズ。2004年には日本国内での販売が終了となったものの、2014年にはシリーズ誕生30周年を記念して200台限定生産による復活。そして、今回は継続販売モデルとして正式に国内復活する運びとなった。

　2014年に復活した際は4.0リッターV6ガソリンエンジン「1GR-FE」型を搭載していたが、今回はユーザー待望のディーゼルエンジンに変更。搭載されるのはランドクルーザー“250”シリーズにも採用される直列4気筒クリーンディーゼルの「1GD-FTV」型で、スペックは最高出力150kW（204PS）、最大トルク500Nm。組み合わされるトランスミッションは6速ATとなる。

ボディサイズは4890×1870×1920mm（全長×全幅×全高）。ホイールベースは2730mm

フェンダー部にあるランドクルーザーバッジ

フロントウィンドウ上部にカメラ、フロントグリルにセンサーがあることからトヨタセーフティセンスを装備しているようだ

直列4気筒クリーンディーゼルの1GD-FTV型を搭載。水冷インタークーラーを装備している

左フロントフェンダー部に尿素水溶液「AdBlue（アドブルー）」の投入口がある。この位置に配置したのはユーザーによるメンテナンスを可能とするため。タンク本体はトランスミッション横に配置されているという

レバー式クーラーや見慣れたボタン類が並ぶ70シリーズ伝統のインパネ。ステアリングがウッドコンビタイプになっているが、ACCのスイッチは用意されておらず昔ながらのクルーズコントロールレバーがある

メーターパネル

シフトまわり。トランスファーレバーは変わらず

ヒルディセント、VSCのほか見慣れないスイッチが並ぶ

リアデフロックのダイヤル

サイドブレーキレバー

豪華な表皮を採用したフロントシート。ただし電動調整機構はない

さっぱりとしたラゲッジスペース