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写真で見る ボルボ新型バッテリEV「EX30」
2023年8月25日 11:38
- 2023年8月24日 発表
- 559万円
ボルボ・カー・ジャパンは8月24日、コンパクトSUVの新型BEV(バッテリ電気自動車)モデル「EX30」を発表した。
わずか2か月前の6月にイタリアのミラノでワールドプレミアされたばかりのEX30だが、4235×1835×1550mm(全長×全幅×全高)と、日本の機械式立体駐車場のサイズ制限に収まるコンパクトなボディサイズが特徴なこともあり、日本マーケットにジャストフィットする主力商品として早期導入される。
EX30はBEV(バッテリ電気自動車)専用プラットフォームを採用し、ロングホイールベースを生かした室内空間や高い利便性、トールハンマーヘッドライトなどボルボらしさを継承しつつも、新たなバランスと洗練されたデザインを採用。
内外装ともにシンメトリーとすることで、部品の共通化を図ったほか、内装にはリサイクルポリエステルを編み込んだ3Dニット、住宅の窓枠やジーンズの生産で廃棄される単繊維などリサイクル素材を使用。ボディカラーはクラウドブルー、モスイエロー、オニキスブラック、クリスタルホワイト、ヴェイパーグレーの全5色を設定。
搭載バッテリは、市街地での移動が多く、充電間の移動距離が短いユーザー向けにリン酸鉄リチウムの化学反応を使用したコストパフォーマンスの高いLFPバッテリと、リチウム、ニッケル、マンガン、コバルトを使用し、LFPバッテリよりも効率的にエネルギーを生成でき、最大限の航続距離を求めるユーザー向けのNMCバッテリの2種類を設定。
今回日本への導入が発表された「Ultra Single Motor Extended Range」は、NMCバッテリを搭載したシングルモーター仕様で後輪駆動。最高出力は272PS/6500-8000rpm、最大トルクは343Nm/0-4500rpmを発生。航続走行距離は欧州参考値で480kmを誇る。
さらに、自転車やキックボードがクルマの横に接近しているときにドアを開けようとすると、音と視覚で警告する「ドアオープニングアラーム」や、赤外線センサーがドライバーの目の動きや顔の動きを検知し、ステアリングを握っている力加減も検知することで眠気や不注意を警告する「ドライバー・アラート・システム」など、ボルボ最大の特徴でもある最新安全装備も充実。
価格は559万円で、国や自治体の補助金を利用すれば400万円台になる地域もあるほか、限定300台だが、頭金なし・事前告知で解約可能&違約金なし・任意保険込みで、月額9万5000円で乗れるサブスクリプションサービスも用意している。