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写真で見る ホンダ新型「アコード」(2024年発売・11代目)

2023年9月21日 発表

新型アコード(11代目)

 本田技研工業は9月21日、Webサイトにて2024年春発売予定の新型「アコード」に関する情報を先行公開した。また、発売に先駆けて2023年12月に先行予約を開始するとアナウンスしている。

 アコードは、1976年に初代が誕生し、1981年に2代目、1985年に3代目、1989年に4代目、1993年に5代目、1997年に6代目、2002年に7代目、2008年に8代目、2013年に9代目、2020年に10代目と進化を繰り返しながら、グローバルモデルへと成長。

 11代目のアコードは「Drivin by my ACCORD」をグランドコンセプトに、“人と時代に調和したクルマ”の思想を初代から継承しつつ、本物かつ強くありたいと願う“格・艶”、先進知能化装備コネクトの“進化”、常に最高の状態で挑戦できるための“整・冴”と3つのキーワードを設定。単なる移動の道具ではなく、より充実した日常や人生の成功へ向け、共に歩む存在になることを目標に掲げて開発された。

 エクステリアは、デザインキーワード「クリエイティブブラックタイ」を軸に、ロー&ワイドなプロポーションを踏襲しつつ、力強いノーズと伸びやかで流麗なフォルムを両立。また、全長を延長することで伸びやかさと格式を創出しつつ、リアトレッドを拡張することでさらなる安定したたたずまいを実現した。ヘッドライトは薄型フルLEDライトで、デイタイムランニングランプとポジション、ターンシグナルランプを集約している。リアコンビネーションランプもフルLEDを採用する。

ボディサイズは後日発表される
グリルは内部が見えにくいデザインを採用
ボディの左右をつなぐLEDリアコンビネーションランプを採用
右後方にはe:HEVのエンブレムを配置
ホイールは18インチ
装着タイヤはミシュランのeプライマシーでサイズは235/45R18
ACCORDのエンブレムは左後方に配置
給油口
消灯時
ポジション点灯時
ロービーム点灯時
ハイビーム点灯時
ウインカー作動時
消灯時
ポジション点灯時
ブレーキランプ点灯時
ウインカー作動時
バックランプは中央部に配置

 パワートレーンは、直列4気筒2.0リッター直噴アトキンソンサイクルエンジンと、高出力モーターを採用した新開発の「2モーター内蔵電気式CVT」を搭載。先代モデルの同軸モーターから平行軸モーターへと変更し、燃費性能やグリーン性能に加え、ドライバーの意思に忠実な動力性能を確保したという。

エンジンルーム
パワートレーンは、直列4気筒2.0リッター直噴アトキンソンサイクルエンジンに新開発の「2モーター内蔵電気式CVT」を組み合わせる

 インテリアは「意のままの移動体験を提供する」をテーマに、デザインコンセプトである「クリエイティブブラックタイ」と、相棒としての役割を実現するために「コンフォート」「インテリジェンス」「アドバンス」の3つのテーマを設定して開発。ホンダが元来大切にしてきた使いやすさや、近年特に力を入れている知覚品質をベースに、意のままに使える・つながる、新しい移動体験を追求。水平基調のデザインや統一感のあるコーディネートとともに、手が触れやすい部分にソフト素材を使用することで上質に仕上げつつ、心地よい室内空間を両立している。さらに、インパネラインやドアラインなどに、7色から好みの色を設定できるマルチカラーのアンビエントライトを標準装備。

インテリア
ステアリング
ステアリングスポーク左側にはオーディオと音声操作のボタンを配置
ステアリングスポーク右側にはACC系の操作ボタンを配置
パドルシフトも装備
ペダルは吊り下げ式
運転席ドアのスイッチ類
コネクティッド用と充電用のType-Cポートを完備
ワイヤレス充電にも対応
シフトボタンまわり
ドライブモード切り替えスイッチなど
肘置き下のボックス
前席
後席
中央にはひじ掛けを完備
後席にも充電用のType-Cポートを2つ備える
ラゲッジルーム
中央部を開ければ長物も積める
後席を倒せばラゲッジスペースが拡大
アンビエントライトは7色を設定。グラデーションしながらの発光もできる
レッド
グリーン
ホワイト

 10.2インチのバイザーレス液晶メーターと12.3インチのHonda CONNECTディスプレイを採用。国内のホンダ車として初採用の「エクスペリエンスセレクションダイヤル」は、ユーザーごとのエアコンの温度設定や、オーディオソース、照明など、車内機能を一括設定することが可能。操作に合わせてグラフィックが変化するほか、表示内容も変更できる。

10.2インチのバイザーレス液晶メーター
ADAS機能の設定状態
ADAS機能もそれぞれ利用設定ができる
平均速度や運転経過時間
航続距離や平均燃費
パワー伝達状況
背景をナビにすることも可能
背景をナビにした場合、メーター部分を小さくすることもできる
ヘッドアップディスプレイ
ヘッドアップディスプレイにはワーニング表示機能も搭載
12.3インチのHonda CONNECTディスプレイ
大画面で見やすいナビ
個別設定は8個まで登録できる
ADAS系もアニメーションで分かりやすく説明
アプリのダウンロードもOK
エクスペリエンスセレクションダイヤル
エクスペリエンスセレクションダイヤルを1回押すと、半円形の選択画面が表示される
エクスペリエンスセレクションダイヤルを回すことで画面のメニューも一緒に回り、プッシュして選択する
アナログ時計表示状態
デジタル時計表示状態
エアコンの設定温度を上げたときの表示
エアコンの設定温度を下げたときの表示
新型アコード(11代目)は2024年春発売予定

【お詫びと訂正】記事初出時、ステアリングボタンの説明に不備がありました。お詫びして訂正させていただきます。