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写真で見る スバル「インプレッサ」「クロストレック」特別仕様車「Style Edition」など

クロストレック Premium S:HEV EX。写真は新色の「サンドデューン・パール」

2025年7月10日に年次改良を発表

 スバルの兄弟コンパクトモデル「インプレッサ」「クロストレック」の2モデルが、7月10日にそろって年次改良を迎えた。

 主な変更は、インプレッサでは一部運転支援機能が全車標準装備となった。

 具体的には、プリクラッシュブレーキが作動しても衝突回避が難しい場合、周囲にスペースがあれば回避するようハンドルを制御する「緊急時プリクラッシュステアリング」と、車体後部に内蔵されたセンサーで後側方から接近する車両を検知してドアミラーのLEDインジケーターや警報音でドライバーに注意を促し、車線変更時や後退時の後側方確認をアシストする「スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)」、後側方から車両が接近している状態で車線変更しようとしたり車線からはみ出しそうになったりすると音と表示で注意を喚起するとともに、ハンドル操作をアシストして危険回避をサポートする「エマージェンシーレーンキープアシスト」の3機能で、緊急時や後側方の安全性が向上した。

 インプレッサとクロストレックに共通する改良では、運転支援システム「アイサイト」の「ツーリングアシスト」作動中に、ドライバーのハンドル操作や前方を見ている状態を検知できない場合、システムがドライバー異常と判定してハンドル操作の要求警告を継続し、減速やハザードランプの点滅、ホーンを鳴らすなど、周囲の車両に運転者の異常を知らせながら車線内で停車する機能の「ドライバー異常時対応システム」と、「ドライバーモニタリングシステム」との連携が強化され、ドライバーのわき見や居眠りが長時間続いた場合、システムがドライバーに異常が生じたと判断して、ドライバー異常時対応システムが作動するようになった。

 加えて、コーストダウン(惰性走行)や、パルスブレーキによる振動でドライバーにさらなる注意を促す機能を新採用。ドライバー異常時対応システム作動によるハザードランプ点滅のタイミングを減速制御開始と同時にまで早めることで、早期に周囲の車両へドライバーの異常を知らせられるようになった。

 そのほかにも、ボディカラーに新色が追加されており、インプレッサには「シトロンイエロー・パール」、クロストレックにはシトロンイエロー・パールに加え、「サンドデューン・パール」が設定された。

 さらに特別仕様車も追加され、インプレッサには「ST」「ST-H」をベースとした「ST Style Edition」「ST-H Style Edition」を新設定。ST-H Style Editionは内外装をブラック基調とし、シート表皮やステアリングホイールのステッチなどに鮮やかなレッドアクセントを施している。

 クロストレックにはe-BOXER(2.0リッター直噴エンジン+モーター)搭載の「Limited」をベースにルーフレールやリアガーニッシュなどをブラック基調にするとともに、内外装にイエローアクセントを施した「Limited Style Edition」がラインアップされた。

 本記事では、インプレッサの新色と、追加された特別仕様車の写真を紹介していく。

インプレッサ ST Smart Edition(新色シトロンイエロー・パール)

インプレッサ ST Smart Edition。撮影車両のボディカラーは新色のシトロンイエロー・パール。2.0リッター直噴エンジンを搭載するガソリンモデル
ST Smart Editionはこれまでもラインアップされていた特別仕様車。フルLEDハイ&ロービームランプに加え、LEDフロントフォグランプを特別装備
アルミホイールはダークメタリック塗装の17インチ。こちらも特別装備
内装はベース車から大きな変更はなく、シートもベース車と同じブラック/グレーカラーのトリコット(シルバーステッチ)
自動防眩ルームミラーが特別装備される

インプレッサ ST-H Style Edition(ピュアレッド)

インプレッサ ST-H Style Edition。撮影車両のボディカラーはピュアレッド。パワートレーンは2.0リッター直噴エンジンとモーターを組み合わせるe-BOXER
オーナメントやボディ各所のパーツをブラックとし、引き締まった印象としている
ダークメタリック塗装の17インチアルミホイールを特別装備
ブラックルーフ&ピラートリムを特別装備として内装色をブラックに変更。さらにレッドの差し色を各所にあしらっている
サンルーフはメーカーオプション装備

クロストレック Limited Style Edition(サファイアブルー・パール)

クロストレック Limited Style Edition。撮影車両のボディカラーはサファイアブルー・パール。2.0リッター直噴エンジンにモーターを組み合わせるe-BOXERのみの特別仕様車となり、ストロングハイブリッドモデルには設定されない
イエロー塗装加飾付LEDフロントフォグランプを特別装備
ダークメタリック塗装の18インチアルミホイールも特別装備
4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーターには、イエローリング照明があしらわれる
ドアトリムやステアリング、シフトブーツなど各所にイエローステッチが用いられるのが特徴
トリコットのシートにもイエローの差し色を採用する
撮影会は大阪スバル城東店(大阪府大阪市城東区関目3丁目1-26)で行なわれ、ショールーム1階にはサイクルロードレースで活躍するレヴォーグのMAVIC(マヴィック)仕様車が展示されていた