写真で見るキャデラック「SRXクロスオーバー」 |
ゼネラルモーターズのキャデラック「SRXクロスオーバー」は、2010年末に国内販売が開始されたSUV。従来モデルの「SRX」から3列目シートを廃止し、全長の短縮などダウンサイジングを行っている。
スタイリングはキャデラックが標榜する「アート&サイエンス」に則り、直線的なデザインを踏襲する。インテリアも、ダッシュボードの形状やカーナビゲーションの液晶ディスプレイの配置なども、CTSといったほかのキャディラック車と統一されたデザインが与えられている。
ボディーサイズは4855×1910×1690mm(全長×全幅×全高)で、車両重量は2080kg。そのボディーを引っ張るのが、フロントに横置きされた3リッターV型6気筒直噴エンジン。無鉛レギュラーガソリン仕様で、最高出力は198kW(269PS)/6950rpm、最大トルクは302Nm(30.8kgm)/5100rpmを発生する。トランスミッションは6速AT。
グレードは「Premium」(599万円)と「Luxury」(549万円)の2つ。撮影車は「Premium」で、スポーツサスペンション、20インチアルミホイール、HIDヘッドライト、リアシートオーディオコントロールを装備し、シートの一部機能などが異なっている。
引き締まったスタイリングから、比較的コンパクトな印象を受けてしまうが、近づいてみれば横幅1910mmの堂々としたボディー |
5角形のフロントグリル、縦長のヘッドライトなど、現代のキャデラックのアイコンを備える |
リアゲートのキャデラックのエンブレム | 車名はSRXクロスオーバーだが、エンブレムは「4」の文字がついている |
ホイールはクロームに輝く20インチアルミホイール。タイヤサイズは235/55 R20 |
V型6気筒3リッター直噴エンジンが横置きされる |
エンジン始動時にマルチディスプレイに表示されるキャデラックのエンブレム | インテリアはレザーシートが標準。シルバー外装の内装は濃い色のエボニーが標準だが、撮影車はオプションの「シェール」カラーのインテリア |
■写真で見る バックナンバー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/
(正田拓也/Photo:鈴木広一郎)
2011年 5月 9日