写真で見るスズキ「ソリオ バンディット」 |
スズキのコンパクトハイトワゴン「ソリオ」に、「BANDIT(バンディット)」が新たに追加された。
バンディットのコンセプトは「20~30歳代の若者が魅力を感じる、『斬新かつ圧倒的な存在感を放つデザイン』のコンパクトハイトワゴン」とし、ベース車と比べ、より存在感のあるエクステリア&インテリアデザインが与えられた。
具体的には、エクステリアでは立体感のあるフロント&リアバンパーや、ピアノブラック塗装とメッキを組み合わせた専用フロントグリル、専用バックドアガーニッシュ、リフレクターにメッキを施したリアコンビネーションランプ、専用15インチアルミホイールなどを採用し、ボクシーなスタイリングに仕上げた。とくに、同社初となるLEDポジションランプ(片側6個)を内蔵した専用デザインのディスチャージヘッドランプは、スタイリッシュさを強調したものとなっている。
ボディーカラーではルナグレーパールメタリック、ミステリアスバイオレットパール、パールメタリックカシミールブルーの3色を新たに設定した。
インテリアでは、インストルメントパネルやドアトリム表皮をブラック基調でまとめたほか、ピアノブラック塗装のガーニッシュをあしらった本革巻きステアリング&シフトノブを採用し、高級感を高めている。また、シート表皮には今回新たに設定したボディーカラーの3色を織り交ぜた、専用のストライプ柄を採用している。
直列4気筒DOHC 1.2リッター「K12B」エンジン。最高出力67kW(91PS)/6000rpm、最大トルク118Nm(12.0kgm)/4800rpmを発生する |
装備面についても、後席両側スライドドアを標準装備。さらに乗降性を高める「乗降グリップ」、リクエストスイッチで施錠すると自動でドアミラーを格納する「リモート格納ミラー」のほか、「防眩式ルームミラー」「時間調整付きフロント間欠ワイパー」などを新採用するなど、充実した内容となっている。
グレード構成は2WD(FF)車と4WD車のほか、アイドリングストップシステムを搭載する「バンディット アイドリングストップ」(2WD)の3モデルをラインアップ。いずれも直列4気筒DOHC 1.2リッター「K12B」エンジンを搭載し、最高出力67kW(91PS)/6000rpm、最大トルク118Nm(12.0kgm)/4800rpmを発生するのは従来どおり。しかし、アイドリングストップ搭載車では低粘度のCVTオイルを採用し、CVT内のフリクションを低減させたことで、JC08モード燃費は従来から0.6km/L向上の21.8km/L(アイドリングストップ非搭載2WD:20.6km/L、4WD:18.0km/L)としている。
今回の撮影車はバンディット アイドリングストップ。ボディーカラーはパールメタリックカシミールブルーで、オプションのフロアマット、オーディオを装着している。価格は177万7650円。
バンディットのボディーサイズは3710×1620×1765mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2450mm。5名乗車が可能 |
ヘッドライトおよびターンシグナルランプの点灯パターン |
テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプの点灯パターン |
キーレスプッシュスタートシステムが備わる | シート表皮には今回新たに設定したボディーカラーの3色を織り交ぜた、専用のストライプ柄を採用 | 助手席にはシートアンダーボックスが用意される |
後席はリクライニングのほか最大165mmのスライド(左右独立)が可能 | 運転席はシートリフターを装備し、最適なシートポジション位置に調節できる | 後席両側のつかみやすい位置に乗降グリップを新たに装備した |
後席は5:5分割可倒式。リアシートを最後部まで下げても9.5インチのゴルフバックを積載できるスペースを確保。さらにリアシートを倒せば26型および20型の自転車を各1台ずつ立てたまま積むことができる |
後席用のドリンクホルダーと収納スペース | ラゲッジルーム下に工具などが備わる |
自発光式の3連メーターを採用。瞬間燃費、平均燃費、航続可能距離などの表示が可能 |
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(編集部:小林 隆/Photo:堤晋一)
2012年 6月 22日