「WINTER MAXX 02」を早くも装着!

やってきました冬タイヤの季節。間もなく路面が凍り始め、そのうち雪も……。安全・安心のために、やっぱり冬タイヤへと早めに履き替えておきたいものですネ〜♪

かく言う筆者は、ダンロップのスタッドレスタイヤをずーっと愛用中。最初は「DSX-2(ディーエスエックス ツー)」で、続いて「WINTER MAXX 01(ウインターマックス ゼロワン)」。どちらもシッカリ止まって曲がる安心の冬タイヤですけど、去年・今年は最新最強の「WINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)」を使っています。コレ最高。性能長持ちでロングライフでギュッとグリップ! 「モチ・ロン・ギュ」のキーフレーズとともに信頼を集めている高性能スタッドレスタイヤです。

さて、その「WINTER MAXX 02」ですけど、今年の筆者はかなり早めに履き替えました。関東在住ですが11月に入った瞬間タイヤ交換し……え? 早すぎる!? いえいえ、このくらいが何かとイイんですっ♪

愛車のN-BOX+では昨冬からWINTER MAXX 02を愛用中。サイズラインアップはコチラ。さらにCUV向けサイズも増えたので選びやすくなったかも

というのは、「冬タイヤが必要」と思ってからタイヤ交換していると、イロイロと痛い目に遭いがちだから。筆者がそうでした。もう何度も「あ〜もっと早く冬タイヤに交換しておくべきだった!」と後悔しているんです。

たとえば、「まだ11月だし冬タイヤは早いだろ」的に高をくくってドライブ。山方面のドライブが好きなんですけど、場所や天気によっては11月でも部分的に路面が凍っていることが。関東平野なんかだと11月の路面凍結は考えにくいんですけど、ちょっと標高が高い場所へ行くと路面が凍っていたりします。

標高が100m高まると気温が0.6℃下がると言われていて、1000m上がれば6℃下がり、1500m上がれば9℃下がる計算。路面凍結で、水分が凍ること自体は0℃以下くらいですが、凍る〜解けるの狭間は3℃くらいで、そのあたりがいちばん滑りやすいです。標高の低い出発地の気温が10℃くらいでも、高所のドライブウェイは路面凍結の可能性大ということが意外に多いというわけです。

さておき、秋晴れの空を見て今日はサイコーのドライブ日和だなぁ〜なんて思って走り、ちょっと標高が上がったら、まさかの路面凍結! 「うそマジでこの時期にもう?」的な。軽く滑って焦りつつ路面凍結の現実を知ると、それ以降のドライブは不安で楽しめません。

そして「じゃあ今月中にでも冬タイヤに履き替えよう」と思うわけですが、まあ年末が視野に入ると何かと忙しい。何だかんだで12月に入ってタイヤ交換……となってイヤなのがタイヤ交換対応店舗の混雑。やっぱりみんなそういう時期に冬タイヤへ交換するわけで、待ち時間が長かったりするんですね。あーもーこの忙しい時期に無駄な待ち時間〜! みたいな。

交換作業自体はそれほど時間がかからなくても待ち時間が長い!! 11月だとまだ空いているのでサクサクっと換えてもらえます

ほかにもイロイロ。釣りに行こうと富士五湖を目指したら峠越えで路面凍結とか、県境越えの新規ルートを開拓だ〜とか思ったら道路の日陰が路面凍結とか。関東平野からスグのところでも案外そんななんですよね〜。

というわけで、最近は早め早めのタイヤ交換を心がけております。筆者の場合は遅くとも11月にはスタッドレス履いてま〜す!

スタッドレス履き替え時期は? タイヤセレクト店長に聞いてみた!

ところで、実際ほかの人はいつタイヤ交換しているのか、ちょっと気になる筆者。てなわけで、ダンロップタイヤのお店「タイヤセレクト日野」の人に聞いてみることに。

タイヤセレクト日野は、東京都日野市にあるダンロップタイヤ専門店。ダンロップの各種タイヤを販売しているほか、もちろんタイヤ交換作業や無料点検作業も実施しています。で、ナゼにタイヤセレクトの「日野」なのかと言うと、じつはこのお店、「WINTER MAXX 02」の販売実績では関東トップクラス。たーくさん売ってるんです。なので実際のスタッドレスタイヤ交換事情に詳しい。

それと、日野市はすぐ東に都心部がありつつ、すぐ西には山もあります。なので、スタッドレスタイヤに対する意識が高い地域でもあります。11月に入ると西方面の路面凍結を気にするドライバーが多い土地柄ってわけですね。

東京都日野市の国道20号(甲州街道)沿いにあるタイヤセレクト日野

タイヤセレクト日野の大野元治店長にお話を伺いました

ともあれ、早速タイヤセレクト日野の店長こと大野さんに話を伺いました。まず、タイヤ交換のピークの時期について。

大野さん冬タイヤへの交換は、10月くらいから予約が入り始めます。とは言っても、やはり年末に近づくと冬タイヤへ交換されるお客さんが増えますね。年末の帰省の直前に交換される方も相変わらず多いです。

年末ほど混雑する傾向はあるとしても、10月から交換される人もいるんですね〜。お店側としては、どういう時期に交換するのがオススメなんでしょう?

大野さん11月中に交換していただくことをお勧めします。理由は、11月や12月でも山のほうに行くと路面が凍結している可能性がありますので。

雪がなくても気温が下がってきたらスタッドレスタイヤに交換するのがお勧めだと言う

交換の具体的な日時ですが、やっぱり土日祝日が混みますか? 何時頃が大混雑とかいう傾向はあります?

大野さん最近ではお客様側の意識やリテラシーが高まっていまして、混雑を避けて時短に向かう傾向があるようです。当店では予約してタイヤ交換に来られるお客様が多く、予約日時におクルマをお預かりしてから作業が終わるまでの最短時間で済むケースが大半ですね。もちろん、予約なしでも対応していますが、状況によっては少しお待ちいただくこともあります。

タイヤ交換は予約してするもの、という意識に変わってきているんですね。確かに、筆者もタイヤセレクトで予約してタイヤ交換していますが、いつも短時間で完了してる〜。

大雪予報で大混雑、冬タイヤ在庫払底も!

タイヤ交換は予約してからか常識、になりつつある。でも、予約なしで急に来店するというパターンも、やっぱり、まだある?

大野さん毎年あるのが、急な寒波のニュースや大雪の予報などの直後の混雑です。だいたい12月以降のことですが、一気に大混雑するといろいろタイヘンです(苦笑)。困ってしまうのが、新規ご購入分の冬タイヤが足りなくなることですね。もちろん系列店で融通し合うなどして確保するよう努めますが、お客様にはある程度お待ちいただくことになります。また、それでも足りないことがあり、今年中は無理で年明けになるということも。突然の寒波や雪は予想しにくいですから、やはり早め、なるべく11月中でのタイヤ交換が無難です。

冬タイヤ、なくなっちゃうこともあるんですね〜。変わったサイズのタイヤを履いている珍しいクルマとかですか?

大野さんそれもありますが、人気車種のほうがタイヤが売り切れる可能性が高いかもしれません。人気ハイブリッドカーや人気軽ワゴンなど、多くの方が乗られている車種に合うタイヤは多めに確保してはいますが、大雪予報などをきっかけに購入されるお客様が急に増えますと、メジャーなサイズのタイヤでも在庫が払底しやすいですね。

そうなんですか〜。なんか言われてみれば頷けるけど、ちょっと意外。ところで、11月中に冬タイヤへ交換するとして、冬タイヤから夏タイヤへ戻すのはいつ頃がいいでしょう? 3月くらい?

大野さんうーん、3月だとまだ少し早いですね。雪が降ることもありますし、路面凍結もまだある時期です。実際に、3月に夏タイヤへと交換したら、雪の予報が出て、またすぐにスタッドレスに戻した、というお客様もいらっしゃいます。余裕をもって、4月いっぱいくらいまで冬タイヤをお使いになることをお勧めします。

じゃあ、11月中に冬タイヤにして、4月中に夏タイヤにする、という感じですね。6カ月くらい冬タイヤですね。

大野さんそうなってしまいますが、半年くらい冬タイヤということになると、やはり心情的に嫌がられるお客様もいらっしゃいます。タイヤの摩耗を嫌われているのだと思いますが、それで12月ギリギリに冬タイヤを履いて、早々と3月頃には夏タイヤへと交換するのでしょうね。

なるほど〜。その気持ちはわかる。冬タイヤって減りやすいから、長く履いているのはモッタイナイ、みたいなイメージがあるんですよね〜。

メジャーなタイヤサイズでも雪の予報などで一気になくなってしまうというのはちょっと驚き

4年使える「WINTER MAXX 02」はランニングコストでもメリット

でも、そこで「WINTER MAXX 02」ですよ! 「モチ・ロン・ギュ」の「モチ」こと「効きもち」と「ロン」こと「ロングライフ!」ですよ!

大野さんおっしゃるとおりで、当店でもタイヤの減りにくさからもお勧めしています。走り方や走行距離にもよりますが、一般的なドライバーは年にだいたい1万km走り、半年だと5000km走ると言われています。WINTER MAXX 02は2万km以上使えますので、平均で4年以上お使いいただけます。11月〜翌4月の6カ月間使って、4年間以上ですので、24カ月以上使えることになります。

高密度ゴムの採用によりDSX-2の約1.5倍のライフ性能となったWINTER MAXX 01。WINTER MAXX 02ではそこからさらにライフ性能が向上している

ライフ性能だけでなく、抜けにくい軟化剤「※液状ファルネセンゴム」の採用で4年後でも性能をキープできる
※株式会社クラレが開発した新素材(ゴムと軟化剤の2面性をもち低温化での密着とゴムの柔らかさ維持に効果を発揮する)

クラレが開発した液状ファルネセンゴム。従来の軟化剤オイルが熱や圧力で抜けてしまうのに対し、ゴム分子と結合することで抜けにくく、ゴムの柔らかさを持続できる

そっかー、タイヤの価格を月割りにしてみると、WINTER MAXX 02って性能もいい上にランニングコストの面でもかしこい買いものだってことですね♪

大野さんそうなんですよね。月割りにすると納得されるお客様は多いです。それから、冬タイヤは履いたけれど雪も凍結もなかったとなると、何だか残念に思われるかもしれません。ですが、冬タイヤは雪道や凍結路面の事故の可能性を抑える保険のようなものでもあります。その月割り額を、ひとつの保険料とお考えいただいてもいいかもしれません。

確かに確かに! 何か起きてからじゃ遅いですしね。それと、「WINTER MAXX 02」ってユーザーさんの反応とかどうですか?

大野さんそうですね、夏タイヤに交換する場面で「ギュッとしっかり止まったよ」といったお声をいただくことがあります。タイヤをご覧になって「本当にあまり減らないんだね」とおっしゃる方も。逆に、不満のお声は一度もありませんので、ご満足いただいているのだと思います。実はダンロップのWEBサイトでもお客様の声が上がっているんですが、同様の声が多いようですね。実際、私もWINTER MAXX 02を使っていますが、夏タイヤと変わらない走行感があり、冬タイヤ特有のフラつきもありません。摩耗も少ないので、個人的にも満足感の高いタイヤです。

実際にWINTER MAXX 02を使っているユーザーからは満足の声が聞かれると大野さん。自分でも使っているそうで、満足度が高いと言う

凍結路面上の薄い水膜を除去しつつ、氷の凹凸に密着してギュッと止まる

液状ファルネセンゴムを使った超密着ナノフィットゴムが氷の上の細かな凹凸に密着するイメージ。ぴったり密着することでグリップが上がるのは一目瞭然

ですよね〜、イイですよね〜「WINTER MAXX 02」。筆者も満足しておりますっ! もうひとつ、タイヤ預かりサービスというのがありますが、これを使うお客さんは多いですか?

大野さん交換後の冬タイヤや夏タイヤをお預かりするサービスで、ご家庭などでタイヤ保管場所がない場合にお勧めです。もちろん、タイヤは適切な環境で保管されますので、ベランダや庭先に置いて保管するより、タイヤ寿命がより長くなると思います。また、このサービスで好評なのは、お客様はタイヤ交換の予約をするだけで済むことです。外したタイヤはこちらでお預かりしていますので、お客様がタイヤの積み降ろしをする必要はありません。クルマで来店されるだけでタイヤ交換が済むという手軽さにご好評をいただいております。

やっぱり! 筆者も使っていますが、一度使ったら後戻りできないラクさですね。全部タイヤセレクト任せ。予約してお店に行けばいいだけだから、ホント気軽っていうか手軽っていうか、いろいろ超手っ取り早くタイヤ交換できてイイです♪

11月までには冬タイヤを履いて、4月頃に夏タイヤに履き替える。6カ月間冬タイヤですが、それをモヤモヤ感なくできるのって、4年先まで減りにくい「WINTER MAXX 02」ならではですね。

筆者が使っているWINTER MAXX 02。2シーズン目だけどまだ全然減ってません

というコトで、まだ余裕で間に合いますので、今年はぜひ「WINTER MAXX 02」を! 4年先まで減りにくいっすよ〜。

と、言うか、その「4年先まで減りにくい」とか「4年以上使える」とかって、ホント? とか思ったでしょ、今。怪訝な表情で。

後編はこちら

写真左がすでに1万8800km以上走ったWINTER MAXX 02

年間1万km、そのうち5000kmをWINTER MAXX 02で走ったとして4シーズン目に3800km走った距離に相当。使い方にもよるがロングライフ性能は間違いなさそう

WINTERMAXX02の氷上性能を詳しく知りたい方は、クリック

カーリングの本橋 麻里さんがWINTERMAXX02「モチロンギュ」をわかり易く解説