CES 2016

フォルクスワーゲン、基調講演でEV版“ワーゲンバス”「BUDD-e」を世界初公開

ジェスチャー操作のスライドドアなど装備

2016年1月5日(現地時間) 実施

EV版“ワーゲンバス”「BUDD-e」を世界初公開する、フォルクスワーゲン 乗用車ブランド 取締役会会長 ヘルベルト・ディース博士

 独フォルクスワーゲンは1月5日(現地時間)、米国ネバダ州ラスベガスで開催中の「CES 2016」において基調講演を実施した。フォルクスワーゲンの基調講演は、プレスカンファレンスが相次いだ5日のCESのトリを飾るものであり、基調講演のためCESの一般参加者も入場できる大規模なもの。

 プレゼンテーションを行なったのは、フォルクスワーゲン 乗用車ブランドの取締役会会長 ヘルベルト・ディース博士。ディース博士は、最初にディーゼルエンジンのディフィートデバイス問題への対応を述べた後、CESでのプレゼンテーションを開始した。

フォルクスワーゲン 乗用車ブランド 取締役会会長 ヘルベルト・ディース博士

 ディース博士は、最初に「e-Golf Touch」を紹介。実際のデモは電子・電装開発部門担当専務フォルクマル・タンネベルガー氏が行ない、詳細な説明を実施した。このe-Golf Touchは、車名の由来ともなる、機器に触れずに操作できるIVI(In-Vehicle Infotainmen)を搭載し、メーターパネルもNVIDIAのチップを使いデジタルコクピット化。もちろんEV(電気自動車)となっている。

e-Golf Touch

 タンネベルガー氏は、このe-Golf Touchのナビ操作などを触れずに行なってみたほか、自然言語処理による触れない操作をデモした。

e-Golf Touchを紹介するタンネベルガー氏。IVI用の高解像度ディスプレイを装備し、メーターパネルも液晶表示によりデジタルコクピット化されている

 ディース博士が次に紹介したクルマは、通称“ワーゲンバス”のテイストたっぷりの「BUDD-e」。こちらは世界初公開となり、“e”が付いていることから分かるようにEVになる。こちらも触れずに操作できるスライドドアなどを持ち、タブレット端末の操作をIVIに反映。車内の大型ディスプレイには、美しくデザインされたIVI表示が行なわれていた。

世界初公開のBUDD-e
インフォメーションを表示するグリルや、ジェスチャーによって開く大型スライドドアを装備

 フォルクスワーゲンが米国で発したメッセージ、プレゼンテーションで触れられた「New Volkswagen」に込めた意味など基調講演の詳細は、後ほど別記事でお届けする。

(編集部:谷川 潔)