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三菱自動車、「eKワゴン/カスタム」「eKスペース/カスタム」の燃費再測定結果を発表

生産終了モデルも含め、いずれのグレードも数値は悪化

2016年6月21日 発表

 三菱自動車工業は6月21日、燃費試験データの不正操作を行なった「eKワゴン/カスタム」「eKスペース/カスタム」において、正しい測定方法で算出した燃費データを国土交通省に提出。その結果を発表した。

 一例として、30.4km/Lを達成したとしていたeKワゴン「M」「M e-Assist」「G」「G Safety Package」(2WD)では25.8km/L、25.0km/LとしていたeKカスタム「T Safety Package」(4WD)では21.8km/L、24.6km/LとしていたeKスペース「G Style Edition」(4WD)では20.6km/Lなどとなっており、生産終了モデルも含めていずれのグレードも悪化した数値が並んでいる。

 この結果を受け、「エコカー減税率が変更となった場合に生じる追加納税義務や燃費悪化等につきましては、お客様にご負担をおかけしないよう、当社が責任を持って対応させていただきます」「お客様への具体的な賠償の内容や手続きにつきましては、詳細が決まり次第、あらためてご案内いたしますので、今しばらくお待ちいただきますよう、お願いいたします」とコメントを発表している。

 各モデルの正しい測定方法で算出した燃費データは、関連リンクを参照いただきたい。