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三菱自動車、6月から益子修会長が取締役社長を兼任。開発担当の副社長に日産の山下光彦氏が就任

新設のCFO(最高財務責任者)は三菱東京UFJ銀行の池谷光司氏

2016年5月25日 発表

6月24日付で三菱自動車工業株式会社の取締役 副社長執行役員(開発担当)に就任する山下光彦氏(写真は2012年撮影のもの)

 三菱自動車工業は5月25日、同日開催した取締役会で内定した6月以降の役員人事について発表した。

 現任の代表取締役社長兼COOである相川哲郎氏の退任後、6月24日付で取締役会長兼CEOの益子修氏が取締役会長兼取締役社長CEOに就任。また、日産自動車の取締役 副社長執行役員(開発担当)として山下光彦氏が、新設される取締役 副社長執行役員(財務・経理担当)CFO(最高財務責任者)に三菱東京UFJ銀行の池谷光司氏がそれぞれ就任する。これに加え、三菱商事の小林健氏が社外取締役を務めることになる。

 このほか、5月18日に辞任が発表されている代表取締役社長兼COOの相川哲郎氏と代表取締役副社長の中尾龍吾代氏のほか、取締役副社長の春成敬氏、上杉雅勇氏、常務取締役の青砥修一氏、田畑豊氏、社外取締役の佐々木幹夫氏も取締役から退任する。

 役員人事については6月に開催を予定する三菱自動車定時株主総会と同総会後の臨時取締役会、監査役会で正式に決定する。

5月12日に行なわれた三菱自動車と日産の資本業務提携の記者会見でカルロス・ゴーン氏(左)と握手する益子修氏(右)。6月24日付で取締役会長兼取締役社長CEOに就任する

(編集部:佐久間 秀)