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マツダ、「G ベクタリング コントロール」採用など「アテンザ」を商品改良
SKYACTIV-Dの改良や先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の機能強化
2016年8月25日 11:30
- 2016年8月25日 発売
- 276万4800円~400万1400円
マツダは、フラグシップモデル「アテンザ」の商品改良を行ない8月25日に発売した。価格は276万4800円~400万1400円。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 | JC08モード燃費(セダン) | JC08モード燃費(ワゴン) | 減税レベル |
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20S | 直列4気筒DOHC 2.0リッター(SKYACTIV-G 2.0) | 6速AT(SKYACTIV-DRIVE) | 2WD(FF) | 2,764,800円 | 17.4km/L | 17.4km/L | 40%/25% |
20S PROACTIVE | 2,867,400円 | 17.4km/L | 17.4km/L | ||||
25S Lパッケージ | 直列4気筒DOHC 2.5リッター(SKYACTIV-G 2.5) | 3,364,200円 | 16.0km/L | 16.0km/L | |||
XD | 直列4気筒DOHC 2.2リッターディーゼル(SKYACTIV-D 2.2) | 3,175,200円 | 19.6km/L | 19.6km/L | 免税 | ||
6速MT(SKYACTIV-MT) | 3,229,200円 | 22.4km/L | 22.2km/L | ||||
XD PROACTIVE | 6速AT(SKYACTIV-DRIVE) | 3,277,800円 | 19.6km/L | 19.6km/L | |||
6速MT(SKYACTIV-MT) | 3,331,800円 | 22.4km/L | 22.2km/L | ||||
XD Lパッケージ | 6速AT(SKYACTIV-DRIVE) | 3,774,600円 | 19.6km/L | 19.6km/L | |||
6速MT(SKYACTIV-MT) | 22.4km/L | 22.2km/L | |||||
XD | 6速AT(SKYACTIV-DRIVE) | 4WD | 3,402,000円 | 18.2km/L | 18.2km/L | ||
6速MT(SKYACTIV-MT) | 3,456,000円 | 20.4km/L | 20.4km/L | ||||
XD PROACTIVE | 6速AT(SKYACTIV-DRIVE) | 3,504,600円 | 18.2km/L | 18.2km/L | |||
6速MT(SKYACTIV-MT) | 3,558,600円 | 20.4km/L | 20.4km/L | ||||
XD Lパッケージ | 6速AT(SKYACTIV-DRIVE) | 4,001,400円 | 18.2km/L | 18.2km/L | |||
6速MT(SKYACTIV-MT) | 20.4km/L | 20.4km/L |
今回の商品改良では、7月に大幅な商品改良を行ない発売した「アクセラ」と同じく新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス(SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS)」の第1弾となる「G-ベクタリング コントロール(G-Vectoring Control)」を搭載。車両の横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールし、ステアリング操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させ、タイヤの接地荷重を最適化することで自然で滑らかな車両挙動を実現する。
また、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」ではエンジンのトルク応答を緻密にコントロールする「DE精密過給制御」を新たに採用し、軽負荷領域でアクセル操作に対する反応がよりダイレクトになるように設定。さらに、周波数帯3.6kHz付近のノック音の原因である燃焼時のピストンとコネクティングロッドの振動を減衰させるピストンに組み込んだダンパー「ナチュラル・サウンド・スムーザー」に加え、周波数帯1.3kHz/1.7kHz/2.5kHz付近で発生するノック音がエンジン燃焼による圧力波(エンジン加振力)と構造系共振のピークが重なって増幅していることが判明したことから、燃料噴射タイミングを0.1ミリ秒単位で制御し、エンジン加振力を構造系共振と逆位相にすることでノック音を低減する技術「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」を標準装備した。
エクステリアでは、リアルな金属質感を実現した新色「マシーングレープレミアムメタリック」とともに、「ソウルレッドプレミアムメタリック」など全10色を設定。
インテリアでは天井とピラー部をブラックとし、ホワイトとブラックの2種類のインテリアカラーを設定。シート素材には上質なナッパレザーを採用したほか、インパネデコレーションパネルやドアトリムスイッチ、シフトパネルに専用カラーを、さらにパワーシートスイッチとグローブボックスのノブに専用加飾を与えるなどして品質感を向上。全周にわたって一貫した握り心地を実現するという専用アクセント(中央メッキリング、6時ベゼル本革巻き)付きのステアリングも新採用した。
また、NVH(騒音、振動、乗り心地)対策としてすき間からの騒音の侵入を抑制するとともに、フロントドアガラスの板厚アップ、トップシーリングの吸音材面積を拡大。加えてLパッケージについてはフロントドアガラスに遮音ガラスを採用し、ロードノイズと風騒音を大幅に低減させたという。
安全運転支援システム「i-ACTIVSENSE」については、検知デバイスをこれまでの近赤外線レーザーセンサーからフォワード・センシング・カメラに変更し、検知対象をこれまでの車両のみから歩行者まで拡大。車両検知の作動領域は従来の約4~30km/hから約4~80km/hに拡大。歩行者検知は約10~80km/hで作動する。
そのほか、ディスプレイ内にフォワード・センシング・カメラで認識した速度標識、進入禁止標識、一時停止標識といった標識の内容を表示する「交通標識認識システム(TSR:Traffic Sign Recognition)」を採用。制限速度を超過している場合はディスプレイ内のグラフィックを点滅させて通知するとともに、ブザー音による警告も行なう。