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日産、「セントラ NISMO」2017年モデルをLAショーで初公開
最高出力188HPを発生する1.6リッターターボに6速MTとCVTの組み合わせ
2016年11月16日 16:31
- 2016年11月15日(現地時間) 発表
日産自動車は11月15日(現地時間)、米国向け主力モデル「セントラ」にNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)がチューニングを施した「セントラ NISMO」2017年モデルをロサンゼルスオートショーで初公開した。
セントラ NISMOは、最高出力188HP/5600rpm、最大トルク177lb-ft/1600–5200rpmを発生する直列4気筒 1.6リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションは、6速MTとマニュアルモード付CVTの2タイプを用意する。
NISMOの名にふさわしいモータースポーツ仕様のクルマとして、ボディ、インテリア、シャシー、サスペンション、ステアリング、パワートレーンまで、バランスのよいチューニングを施したという。
空力特性では、空力抵抗値(Cd値)を犠牲にすることなくダウンフォースを増大させることでゼロリフトを目指し、従来モデルと同様のCd値0.29を維持しながら、揚力を30%低減することに成功。
また、NISMOブランドの象徴である「レイヤード・ダブル・ウィング」デザインをフロント、サイド、リア下部のボディパネルに採用することで、ひと目でNISMOと分かる外観に仕上げた。
エクステリアカラーは「ブリリアントシルバー」「ガンメタリック」「スーパーブラック」「アスペンホワイト」の4色を用意する。
北米日産の商品企画担当バイス・プレジデントのMichael Bunce氏は「『GT-R NISMO』や『370Z NISMO』などのスポーツカーを手がけてきた開発者は、新型『セントラ NISMO』を追加することでNISMOブランドのラインアップ拡充を図りました。彼らは、新型『セントラ NISMO』のビジュアルだけでなくドライビングパフォーマンスを向上させることで、NISMOブランドの特性を維持しました」と述べている。