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フォルクスワーゲングループ、BMWグループ、ダイムラー、フォードが欧州で充電ステーション設置の合弁事業を計画
350kWの高出力で短時間に充電可能な新システム。2020年までに数千カ所の設置を予定
2016年12月1日 18:43
- 2016年12月1日 発表
ポルシェ ジャパンは12月1日、ポルシェAGとアウディAGを含むフォルクスワーゲングループとBMWグループ、ダイムラーAG、フォード・モーター・カンパニーが、欧州で最高出力の充電ネットワークを新設する覚書に署名したと発表した。
計画ではバッテリーEV(BEV)による長距離走行を可能とするため、2017年にネットワークの構築を開始して、初期目標として欧州にある幹線道路や主要道路沿いに約400カ所の超高速充電施設を構築。さらに2020年までに数千カ所の高出力充電ステーションの利用が可能になり、マスマーケットにBEVの普及を促進する重要なステップになるとする。
このネットワークは「コンバインド・チャージング・システム(CCS)」標準テクノロジーに基づいたものとなり、充電ステーションでは超高速高出力充電となる350kWの出力レベルを採用予定。既存のBEVに向けたAC、DC充電の標準技術を大幅に上まわる出力レベルを用いることで、現在よりも大幅に短い時間での充電を可能にして、充電をガソリンスタンドで給油する作業と同じような簡易なものに進化させることを目指している。