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経産省、国交省、日本自動車会議所、「安全運転サポート車」の愛称募集

受付期間は3月2日~3月13日必着。最優秀賞者には賞金5万円を贈呈

2017年3月2日~13日 受付

自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置を装備するクルマを「安全運転サポート車(Ver1.0)」とするコンセプト案

 経済産業省、国土交通省、日本自動車会議所は3月2日、高齢運転者による交通事故対策の一環として普及啓発に取り組む「安全運転サポート車」の愛称の募集を開した。受付期間は3月2日~13日(必着)。

 安全運転サポート車は、高齢運転者による交通事故対策に向けた官民一体の取り組みとして、自動ブレーキなどの先進安全技術を活用した一定の運転支援機能を備えたクルマを普及啓発していくもの。選定された愛称は官民による「安全運転サポート車」普及啓発活動の際に使用される。

 応募方法は日本自動車会議所事務局にメールにて応募。メール1通につき愛称案1点を応募可能(2点以上応募の場合は、別のメールで応募)。メールには「愛称案」「愛称案に込められた意味や狙い等の説明」「応募者の氏名(漢字・ふりがな)」「性別」「年齢」「住所」「電話番号」の明記が必要となる。

 応募作品の中から3点を入賞作品とし、最優秀作品を「安全運転サポート車」の愛称として決定。入賞者には以下の賞金等が贈呈される。

最優秀賞(1名):表彰状と日本自動車会議所提供の賞金5万円を贈呈
優秀賞(2名):日本自動車会議所提供の賞金1万円を贈呈

 なお、3月1日に開催された「安全運転サポート車」の普及啓発に関する関係省庁副大臣等会議(第2回)では、国内自動車メーカー8社へのアンケートで、高齢運転者の安全運転に効果が期待される安全技術として、全社が自動ブレーキとペダル踏み間違い時の加速抑制装置を挙げたことが明かされ、自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置を装備するクルマを「安全運転サポート車(Ver1.0)」とするコンセプト案が示されている。

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