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独ポルシェ、新型「パナメーラ」のワゴンモデル「スポーツツーリスモ」をジュネーブショーで世界初公開
欧州市場で10月7日に発売予定
2017年3月3日 19:59
- 2017年3月2日(現地時間) 発表
独ポルシェは3月2日(現地時間)、「パナメーラ」の新しいボディバリエーション「パナメーラ スポーツツーリスモ」を第87回ジュネーブモーターショーにおいて世界初公開すると発表した。10月7日に欧州市場で発売予定で、11月初旬からそのほかの市場で発売が続く。ドイツ本国での価格は9万7557ユーロ~15万8604ユーロ。
パナメーラ スポーツツーリスモのボディサイズは5049×1937×1428mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2950mm。スポ-ツサルーンに搭載される5つのエンジンが用意され、「パナメーラ 4 スポーツツーリスモ」「パナメーラ 4 E-ハイブリッド スポーツツーリスモ」「パナメーラ 4S スポーツツーリスモ」「パナメーラ 4S ディーゼル スポーツツーリスモ」「パナメーラ ターボ スポーツツーリスモ」の5つのモデルをラインアップする。
ラゲッジコンパートメントの容量は、リアシート上端で520L(パナメーラ4 E-ハイブリッド スポーツツーリスモは425L)と、ベースモデルのパナメーラより20L上まわり、さらにルーフまで荷物を積み込むと50L追加可能。
パナメーラのシリーズとして初めて3人掛けのリアシートを用意し、バックレストは同時または個別(40:20:40分割)に格納可能で、ラゲッジコンパートメントから電動でロックを解除できる。全てのバックレストを格納すると、ラゲッジコンパートメントの容量は1390L(パナメーラ4 E-ハイブリッド スポーツツーリスモは1295L)まで拡張可能。従来と同じ独立リアシートの4人乗りも設定する。
また、荷物を固定するためのオプションとして、ローディングフロアに統合された2本のレール、4カ所のラッシングポイント、パーティションネットを含めた「ラゲッジコンパートメントマネージメントシステム」を用意。さらに、オプションの230Vソケットを取り付けることも可能とした。