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【ニュル24時間 2017】優勝はAudi Sport Team Landの29号車「Audi R8 LMS」
残り30分で豪雨。タイヤ選択で逆転勝利
2017年5月29日 00:50
- 2017年5月25日~28日(現地時間)開催
ドイツ ニュルブルクリンクで開催された「第45回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の決勝は、現地時間5月28日15時30分(日本時間5月28日22時30分)にゴールを迎え、Audi Sport Team Landの29号車「Audi R8 LMS」が総合優勝を果たした。
優勝した29号車「Audi R8 LMS」の周回数は158。2位は29秒418差でRowe Racing 98号車「BMW M6 GT3」、3位はAudi Sport Team WRT 9号車「Audi R8 LMS」。24時間の戦いはファイナルラップまで勝負の行方が分からない展開が繰り広げられた。
優勝争いは最後の30分、突然の雨にみまわれ各チームがドライタイヤのまま走行を続けるなか、29号車「Audi R8 LMS」はウェットタイヤを選択。その後、豪雨になりドライタイヤのマシンがタイヤ交換のためにピットインに駆け込む中、29号車は走行を続け逆転優勝を決めた。
日本勢が多く参戦したSP 3Tクラスは、優勝はLMS Engineeringの89号車「Audi TTRS2」(総合25位、周回数145)となった。Toyota Gazoo Racing 170号車「Lexus RC」はSP 3Tクラスの2位(総合26位、周回数145)、STI 90号車「SUBARU WRX STI」は車両火災によりこの日のレースを終え、クラス5位となっている。