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テスラ、6月3日にオープンする“販売店として最大規模”の直営店「テスラ名古屋」内覧会

名古屋高速で「モデル S」「モデル X」を試乗可能

2017年6月2日 開催

6月3日にオープンする「テスラ名古屋」(愛知県名古屋市千種区千種3-35-13)

 テスラモーターズ ジャパンは6月2日、3日にオープンする国内6店舗目の直営店「テスラ名古屋」(愛知県名古屋市)の報道向け店舗内覧会を開催した。

 テスラ名古屋は、サービスセンターながらショールーム機能を持ち、補修部品などを備蓄する広い倉庫を備える「テスラサービスプラスセンター横浜」を除外した通常の販売店としては日本国内で最大規模となる直営店。また、既存の都市型販売店である東京や大阪の販売店はショールーム機能のみとなっていたが、テスラ名古屋ではサービスセンターを併設していることも大きな特徴とのこと。

 名古屋に販売店を展開することは、国内展開を開始した当初からリクエストの声が寄せられており、同社でも待望のオープンになるという。名古屋でもこの場所が選ばれた理由は、サービスセンターを併設可能な敷地面積が確保できたことに加え、周辺に名古屋高速道路の2号東山線や都心環状線、一般道の若宮大通といった幹線道路が走っていることも大きな要因になっている。テスラ名古屋では事前予約をして店舗に行くと、「モデル S」「モデル X」を試乗できるようになっており、EV(電気自動車)ならではの力強い加速や静粛性の高いクルージング性能が高速道路などで体感できるようになっている。

テスラ名古屋

所在地:愛知県名古屋市千種区千種3-35-13
電話:0120-982-428
営業時間:平日10時~19時、土・日・祝日10時~18時

店舗正面の入り口からすぐの場所がショールームとなっており、3台のテスラ車を展示
ショーム-ルスペースは吹き抜けになっており、建物の半分ほどが2階建てになっている。高い位置から「モデル X」の特徴的な「ファルコンウィングドア」を眺めることも可能
2階の磨りガラスに囲まれた部屋は店舗スタッフのオフィススペース
1階に5カ所、2階に2カ所の商談スペースを設定。“とにかくガンガン商談できること”が特徴になっているという
テスラの販売店で特徴的なスペースとなっている「デザインスタジオ」
テスラの販売店ではカタログなどは使わず、Macなどの画面上に最新の諸元データやカーコンフィギュレーターなどを表示して来場者に車両について解説。一方で、ボディカラーの塗装見本やインテリアのシート表皮などの見本をデザインスタジオに設置して、実際の質感などを確認できるようにしている
デザインスタジオの大型タッチパネルディスプレイでは、テスラのWebサイト上で公開しているカーコンフィギュレーターなどの機能に加え、テスラ車と一般的なガソリン車のランニングコストなどを比較表示するシミュレーターも用意。ガソリン価格や走行距離などを自在に変更できるので、ユーザーごとの利用スタイルに即したシミュレーションをデータ化できる
大容量バッテリーを搭載して重量が2.0tを超えるテスラ車に対応するアーチタイプのリフト1基を設置。テスラ車は車両トラブルの情報をコネクテッド機能でセンターに送る。状況が事前に把握できるので、必要な機材などを用意したサービススタッフが車両があるところまで出向いて修理などを行なっているが、ときにはリフトアップが必要になるケースもあることから販売店にもテスラ車対応のリフトを設置することになったとのこと
店内にはテスラ車の写真パネルも展示
来客用の駐車スペースを3台分用意。それぞれに専用普通充電器「デスティネーションチャージャー」が設置されている
テスラ名古屋では、事前予約しておくことで「モデル S」「モデル X」の試乗が可能。周辺には名古屋高速道路の2号東山線や都心環状線、一般道の若宮大通といった幹線道路があり、テスラ車の加速性能やクルージング性能を体感できる