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英ジャガー、「XF」の派生モデルとなる新型「XF スポーツブレイク」初公開

最大1700Lのラゲッジスペースが備わるほか、快適装備を充実

2017年6月14日(現地時間)発表

プレミアム・エステート「XF スポーツブレイク」をウィンブルドン選手権のセンターコートを模した会場で公開

 英ジャガーは6月14日(現地時間)、「XF」の派生モデルとしてプレミアム・エステート「XF SPORTBRAKE(スポーツブレイク)」を初公開した。同モデルの日本における導入時期やラインアップ、価格といった詳細に関しては決定次第発表するとのこと。

 ジャガーが「ウィンブルドン選手権2017」のオフィシャルカー・パートナーを務めていることから、発表会はウィンブルドン選手権のセンターコートを模した会場で開催。XF スポーツブレイクはプロテニスプレイヤーのアンディ・マレー選手によって公開された。

アンベールの様子

 XF スポーツブレイクは「スポーツカーのようなハンドリング」「実用的な565Lのラゲッジスペース(最大1700Lまで拡大可能)」「先進技術がもたらす利便性と安全性」を採用。縦長の超大型パノラミックルーフ、直観的な操作で開閉が可能なジェスチャー・コントロール・サンブラインド、疲労を検知するとアラートを発して休息を促すドライバー・コンディション・モニター、ウォータープルーフ仕様のリストバンド型アクティビティキー、車内空間を快適にするイオン空気清浄機能など、利便性を向上するさまざまなアイテムが採用される。

 パワートレーンは4気筒のガソリンまたはディーゼルエンジンに加え、6気筒エンジンでは380PS仕様と300PS仕様の2種類を用意する。

XF スポーツブレイクでは超大型パノラミックルーフやジェスチャー・コントロール・サンブラインドなど、さまざまなアイテムを採用する。ラゲッジスペース容量は565L~1700L

 今回のXF スポーツブレイクについて、ジャガーでデザインディレクターを務めるイアン・カラム氏は、「1950年代、ジャガーを象徴するものとして、お客様に『Grace(優雅さ)』『Pace(速さ)』『Space(広さ)』を掲げ、約束してきました。『XF スポーツブレイク』は21世紀のアクティブなファミリーに向けてこの提案を再考し、魅力的な外観、スポーツカーのようなパフォーマンス、そしてアクティブなライフスタイルに適した広いラゲッジスペースを実現しています」とコメント。

 また、発表会に出席したアンディ・マレー選手は、「10年前、初めてメジャー・タイトルを獲得した時、私にとってはこれまでの努力が実った最高の瞬間でした。今この環境に身をおけていることはとても幸運なことですし、テニスに対して少しでも興味や情熱がある人には、競技に参加し、成長する機会にぜひ触れてほしいと願っています。優勝トロフィーは手放し難いですが、英国を巡るツアーでトロフィーを運ぶのは『XF SPORTBRAKE』です。最も適していますし、このモデル以外考えられません。優勝トロフィーが学校やテニスクラブを巡り、多くの人に間近で見てもらえるのはとても嬉しいことです。このツアーが、たくさんの人にとってテニスをするきっかけになればと思います」と述べている。