ホンダ、2014年仕様「Honda Civic WTCC」のスケッチを公開

　本田技研工業は12月3日、FIA世界ツーリングカー選手権（WTCC）に投入予定の「Honda Civic WTCC」2014年型マシンのスケッチを公開した。

　WTCCは2014年からレギュレーションの変更が行われ、外観・空力パーツなどの自由度が高まるほか、タイヤ幅もワイド化される。これを受けて「Honda Civic WTCC」もスタイルがシャープになり、出力を向上させた新エンジンを搭載して戦闘力に磨きをかける。

　2014年シーズンの参戦体制は、ワークスチームからガブリエーレ・タルクィーニ（Gabriele Tarquini）選手とティアゴ・モンテイロ（Tiago Monteiro）選手が参戦。プライベートチームにも引き続きマシンを供給し、2013年に続いてハンガリーの「ゼングー・モータースポーツ（Zengo Motorsport）」からノルベルト・ミケリス（Norbert Michelisz）選手が出走するほか、新たに「プロチーム レーシング（PROTEAM Racing）」からメディ・ベナーニ（Mehdi Bennani）選手（モロッコ）が参戦。2014年シーズンのドライバー/マニュファクチャラーのダブルタイトル獲得に向け、開発をさらに加速させるとしている。