ニュース

日本全国のハーレー乗りが富士スピードウェイに集まった「ブルースカイヘブン」

6月4日~5日には東京 お台場で最新モデル試乗会も開催

2016年5月21日~22日 開催

好天に恵まれたハーレーダビッドソンの祭典「ブルースカイヘブン」

 富士スピードウェイで5月21日~22日、ハーレーダビッドソン ジャパンが主催するバイクイベント「ブルースカイヘブン」が開催された。

 今年で18回目となるこのイベントは、サーキット本コースも含めて富士スピードウェイ全体を借り切って行なわれ、直前に発表された新型「ロードスター」をはじめとする2016年モデルの試乗会と展示を実施。さらにアフターパーツや各種グッズの特価販売、カスタム車両によるエクストリームライディングショーなど多彩なプログラムを用意し、2つのライブステージで会場を盛り上げた。

続々と集まるハーレー乗りたち。駐車場には多彩な車種が並んだ。もちろん、ハーレー以外の国産車も参加している
メインステージで繰り広げられた歌や踊りはほとんど途切れることがなかった

 来場者数はおよそ1万人。イベント初日の夕方には1000台規模のパレードランも行なわれ、日本国内の輸入2輪車市場でトップシェアを誇るハーレーダビッドソンの勢いと、オーナーやファンらの熱気を感じる2日間となった。ここではそのイベント初日の様子について写真を中心にお届けする。

 なお、6月4日~5日には最新モデルの試乗も可能なイベント「THE LEGEND ON TOUR(レジェンド・オン・ツアー)」が東京 お台場の船の科学館駅前特設会場で開催されるので、今回のブルースカイヘブンに参加できなかった人も、ハーレーのオーナーであるかどうかにかかわらず参加を検討してみてはいかがだろうか。

発表されたばかりの「ロードスター」をステージ上で披露
2016年の最新モデルを展示。自由にまたがることができた
展示車の隣には免許がなくてもハーレーを体感できる「JUMPSTART」のブース
エンジンをかけてアクセルやシフト操作が可能。大型扇風機で風を感じることもできる
HTC Viveを使ったVRによるバーチャル試乗コーナー。洋上の船の甲板を、アクセルとブレーキ、ハンドル左のスイッチによるシフトアップで走らせる。実際に試したところ、かなりのスピード感と臨場感
ハーレー公式ショップや各地のディーラーが販売するウェア、アフターパーツなど、さまざまなショップが集合した物販コーナー
ハーレーの雰囲気を指先にまとえるネイルサロンもオープン
公式ショップではTシャツなどを販売
各地のディーラーも出店していた
ミシュランタイヤのブース。人気が高いというScorcher 11の極太タイヤなどを展示
ハーレーの空冷エンジンを効果的に冷却できるというデュアルクーリングファン「Cool-Master」が限定特価
もう1つのライブステージとなる「Gibson Bar」ではオリジナルペイントのデモも行なっていた
子供が楽しめるストライダーコーナー。ハーレーオリジナルデザインのストライダーで走ることができる
最新モデルの試乗会では本コースを走行
ストリート 750のハードカスタム車両
エクストリームライダーの木下真輔選手によるショーではアイアン 883のライトカスタム車両などが使われた
新型モデルのロードスターでも曲乗り。ウィリーを試みたがフロントが上がらず、木下選手いわく「前日に少し練習してうまくいっていたが、当日になってクラッチが滑ってしまった」とのこと。ロードスターはオーソドックスなスタイルのバイクでハンドリングもよく、エクストリームにも使いやすいと話していた
最後のバーンアウトではタイヤをバーストさせ、会場を沸かせた
会場では全国の予選を勝ち抜いた20台によるカスタムコンテストを実施。写真は投票で一番人気だった2013年式FXSBSE CVOブレイクアウトをベースにした車両。26インチホイールと赤とクロームの輝きが映える。純正のデザインを活かして仕上げたとのこと
コンテスト以外にも、徹底したこだわりを感じる車両が展示されていた
ビンテージ車両によるスポーツ走行のデモンストレーションも実施
さまざまな年代のビンテージ車両が、それぞれ個性的で迫力のあるエギゾーストノートを響かせながら本コースを走り抜けた
メインストレートに集合したパレードの参加車両は約1000台
ハーレーダビッドソンジャパン株式会社 代表取締役社長のスチュアート・ファレル氏らがパレードを先導
本コースをスタートしたパレードは隊列を組んでゆっくりと進み、最後にイベントメイン会場の通りを走り抜けていった

(日沼諭史)