日産と三菱自動車、軽自動車事業会社「NMKV」を設立
事業協力関係の拡大プロジェクトの一環

2011年6月20日発表



 日産自動車と三菱自動車工業は6月20日、日本市場における軽自動車事業に関わる合弁会社「株式会社NMKV」の事業概要を発表した。

 NMKVは6月1日付けで設立され、約35名の人員体制で事業を開始している。本社所在地は東京都港区高輪3-23-17。

 この合弁会社では、日産と三菱の日本市場における将来の軽自動車の商品企画とエンジニアリングを行う。車両の設計・開発、部品調達等の領域についても、両社の強みを融合し、競争力のある商品を市場に投入していく予定。

 出資比率は日産自動車50%、三菱自動車50%で、資本金1000万円。CEO(最高経営責任者)には、日産の常務執行役員である遠藤淳一氏が就任し、COO(最高執行責任者)には三菱自動車の常務執行役員である栗原信一氏が就任した。

(編集部:谷川 潔)
2011年 6月 20日