英ランドローバー、新型「レンジローバー」にV6 3リッタースーパーチャージャーを追加

　英ランドローバーは2月20日（現地時間）、新型「レンジローバー」にV型6気筒 3リッタースーパーチャージャーエンジン搭載車を追加すると発表した。日本への導入は現時点で未定としている。

　新型レンジローバーは現在、自然吸気のV型8気筒DOHC 5.0リッターエンジンのヴォーグ、スーパーチャージャー付きV型8気筒DOHC 5.0リッターエンジンのスーパーチャージド ヴォーグ、オートバイオグラフィーの3モデルをラインアップする。

　今回発表されたV6 3リッタースーパーチャージャーエンジンは、直噴、可変バルブタイミング、アルミニウム構造といったV8エンジンで採用される技術を引き継ぎつつ、コンパクトにまとめたパワーユニット。

　圧縮比をV8エンジンの9.5:1に対し10.5:1に引き上げたほか、同エンジンの採用に伴い、スーパーチャージャーのブーストコントロールを電子的に制御するボッシュ製エンジン・マネジメントプログラムを新たに採用しており、これにより最大20％の効率改善を図ったとしている。

　最高出力340PS/6500rpm、最大トルク450Nm/3500-5000rpmを発生する。トランミッションはZF製8速ATを組み合わせる。