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ランドローバー、オールアルミボディーの新型「レンジローバー」発表
ヴォーグ、スーパーチャージド ヴォーグ、オートバイオグラフィーの3グレード展開
(2013/1/9 19:16)
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型「レンジローバー」を3月2日に発売する。「ヴォーグ」「スーパーチャージド ヴォーグ」「オートバイオグラフィー」の3グレード展開で、価格は1230万円~1670万円。ステアリング位置は右のみ。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
ヴォーグ | V型8気筒DOHC 5.0リッター | 8速AT | 4WD | 12,300,000円 |
スーパーチャージド ヴォーグ | V型8気筒DOHC 5.0リッター スーパーチャージャー | 14,900,000円 | ||
オートバイオグラフィー | 16,700,000円 |
4代目となる新型レンジローバーは、SUVとして初となるオールアルミニウム製モノコックボディーを採用。従来のスチールボディーからボディーシェルだけで約39%(約180kg)の軽量化を実現したと言う。
パワートレーンは、ヴォーグに自然吸気のV型8気筒DOHC 5.0リッターエンジンを、スーパーチャージド ヴォーグとオートバイオグラフィーにV型8気筒DOHC 5.0リッター スーパーチャージャーエンジンを搭載し、専用チューニングを施したZF製8速ATを組み合わせる。
ボディーサイズ5005×1985×1865mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2920mmという体躯には、ボンネット前部の両端を盛り上げたクラムシェル・ボンネット、フローティング・ルーフ、サイド・フェンダー・ベントといったレンジローバー伝統のアイコンが引き継がれる。
また、従来モデルから10%向上したと言うCd値は0.34としており、「レンジローバー史上もっとも空力特性に長けたモデル」と謳っている。
インテリアは表面のスイッチ類を半減させ、シンプルでモダンな仕上げとした一方で、最高級のレザーやウッド/カーボンパネルを採用。装備面では電動開閉式テールゲート、センターコンソール・クーラー・ボックス、メリディアン製サラウンド・システム、マルチモード・マッサージなどの新機能を備えた改良型シートなどを採用。
また、オプションとして、前方の走行車両が減速して停止した場合、最後尾に車両をスムーズに停車させるキューアシスト機能と、システムが前方の車両との衝突が避けられないと判断した場合に、システムがブレーキを介入させ衝突スピードを軽減するインテリジェント・エマージェンシー・ブレーキ機能を搭載する「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」、車両の死角になりやすい場所で車両を検知するとドライバーに警告する「ブラインド・スポット・モニタリング」、車両の後方から高速で接近している車両や、レーン変更時に危険を及ぼす可能性のある車両を検知し、ドアミラーのアイコンでドライバーに注意を喚起する「クローズビークルセンシング」を用意する。
新型レンジローバー主要諸元
グレード | ヴォーグ | スーパーチャージド ヴォーグ | オートバイオグラフィー |
---|---|---|---|
トランスミッション | 8速AT | ||
定員[名] | 5 | ||
全長×全幅×全高[mm] | 5005×1985×1865 | ||
ホイールベース[mm] | 2920 | ||
前後トレッド[mm] | 1695/1690 | 1690/1685 | |
最低地上高[mm] | 220 | ||
エンジン | V型8気筒DOHC 5.0リッター | V型8気筒DOHC 5.0リッター スーパーチャージャー | |
最高出力 | 276kW(375PS)/6500rpm | 375kW(510PS)/6500rpm | |
最大トルク | 510Nm(52.0kgm)/3500rpm | 625Nm(63.8kgm)/2500rpm | |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | ||
JC08モード燃費[km/L] | 5.8 | 5.3 | |
重量[kg] | 2350 | 2520 | |
ステアリング形式 | ラック&ピニオン(車速感応アシスト付) | ||
サスペンション形式(前/後) | クロスリンク電子制御エアサスペンション マクファーソンストラット/クロスリンク電子制御エアサスペンション ダブルウィッシュボーン | ||
主ブレーキ形式(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク | ||
タイヤ | 255/55 R20 | 275/45 R21 | 275/40 R22 |