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スバル、初のハイブリッドシステム搭載車を国内公開

日本では初夏発売、JC08モード燃費は20km/L

2013年4月18日発表

 スバル(富士重工業)は4月18日、都内で開催した技術発表会で、同社初のハイブリッドシステム搭載車(日本仕様プロトタイプ)を国内初公開した。

 3月29日(現地時間)に開催されたニューヨーク国際自動車ショーで公開した「XV クロストレック ハイブリッド」のハイブリッドシステムで、同社独自のチェーンドライブCVT「リニアトロニック」のプライマリープーリー後方に、駆動モーターを搭載したもの。低速域ではモーターのみのEV走行を、中速域ではモーターによるアシスト走行をすることで、JC08モード燃費20km/Lを実現した。

 水平対向4気筒DOHC2リッターエンジンはフリクション低減等を施したハイブリッド車専用エンジンとしている。

 駆動用バッテリー等の重量部品をラゲッジルーム下に配置することで、同社のシンメトリカルAWDレイアウトを活かしたまま、前後左右の重量配分と重心高、ラゲッジルーム容量をガソリン車同等レベルとした。

 このハイブリッドシステムの搭載車は、国内では初夏に発売する。

ニューヨークで公開されたXV クロストレック ハイブリッド

(編集部:田中真一郎)