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三菱電機、液晶テレビ“REAL”の技術をカーナビに初搭載した「NR-MZ80PREMI」「NR-MZ80」

合わせてDSRC車載器「EP-A013DSB」も発売

NR-MZ80
NR-MZ80シリーズ:9月4日発売

DSRC車載器:8月28日発売

オープンプライス

 三菱電機は、高音質・高画質を追求した2DINカーナビ「DIATONE SOUND.NAVI(ダイヤトーン サウンド ナビ)」シリーズの新製品「NR-MZ80PREMI」「NR-MZ80」を9月4日に発売する。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格はNR-MZ80PREMIが22万円~23万円前後、NR-MZ80が16万円~17万円前後。また、DSRC車載器「EP-A013DSB」を8月28日にオープンプライスで発売する。

商品名型番価格(店頭予想価格)発売日
オーディオナビシステム「DIATONE SOUND. NAVI(ダイヤトーン サウンド ナビ)」NR-MZ80PREMIオープンプライス(22万円~23万円前後)9月4日
NR-MZ80オープンプライス(16万円~17万円前後)
DSRC車載器(アンテナ分離型)EP-A013DSBオープンプライス8月28日
NR-MZ80PREMI

 NR-MZ80シリーズでは、新開発の高精度演算技術「64bit演算コアデジタルシグナルプロセッサー(DSP)」を始め、「ピュアデジタルアイソレーター」「リモートポテンシャル伝送バッファアンプ」「DIATONE Volume」といったDIATONE音響技術を投入してカーオーディオとしてのポテンシャルを徹底追求。車内環境やユーザーの好みに応じた幅広い調整も可能としており、ハイエンドホームオーディオに迫る音響空間を実現する。このほかにNR-MZ80PREMIでは「フロント左右独立31バンド・アジャスタブルFIRイコライザー」を備え、音質調整性をさらに高めている。

 また、同社の誇る液晶テレビブランド「REAL」に投入されている高画質技術をカーナビに初搭載。自然で鮮やかな色を実現する「Natural Color Matrix」、外光が当たりやすい車内でも自然なコントラストを再現する「ダイナミックガンマ補正」、自然な質感ながらシャープに輪郭を表現する「超解像技術」などにより、分かりやすい経路案内、快適なフルセグTV&ビデオ再生などを実現する。

 ナビ機能としては、多彩なスマートフォンアプリと連携可能な「NaviCon」の採用で使い勝手を向上。カーナビのコアになる「右左折の情報」を、曲がる場所と方向の2情報にスマート化する「シンプルマップ」などを搭載している。本体サイズは約180×184×100mm(幅×奥行き×高さ)で重量は約3.3kgとなる。

DSRC車載器「EP-A013DSB」

 DSRC車載器のEP-A013DSBはETC車載器としての機能に加え、NR-MZ80シリーズのような同社対応カーナビと連携してITSスポットサービスの情報を提供。高速道路上の「前方の道路状況」「合流地点の案内」などをアナウンスするほか、広範囲の渋滞情報を取得してルート検索をさらに高度化させる。本体サイズは70×106×17.8mm(幅×奥行き×高さ)で重量は95g。

(編集部:佐久間 秀)