独BMW、1シリーズクーペの後継機「2シリーズクーペ」発表

　独BMWは10月24日（現地時間）、「2シリーズクーペ」を導入すると発表した。「228i」に加え、ハイ・パフォーマンス・モデル「Mモデル」を手掛けるBMW M社が開発した「M235i」の2グレードを展開し、米国での販売価格は228iが3万3025ドル、M235iが4万4025ドルとしている。228iはオプションで「Sportライン」「Mスポーツパッケージ」も展開する。

2シリーズクーペ

2シリーズクーペ Sportライン

2シリーズクーペ Mスポーツパッケージ

　4座の2シリーズクーペは1シリーズクーペの後継機。エクステリアでは低く構えたシルエット、長いボンネット、サッシュレスドアなどが特長で、Cd値は0.29を誇る。ボディーサイズは4432×1774×1418mm（全長×全幅×全高）、ホイールベース2690mmで、1シリーズクーペより72mm長く、32mm広く、5mm低くなり、ホイールベースは30mm伸びている。

　搭載エンジンは、228iが最高出力240HP/5000-6500rpm、最大トルク258lb-ft/1250-4500rpmの直列4気筒DOHC 2リッター直噴ツインスクロールターボエンジン、M235iが最高出力322HP/5800-6000rpm、最大トルク332lb-ftNm/1300-4500rpmの直列6気筒DOHC 3リッター直噴ツインスクロールターボエンジン。ともに8速ATと6速MTをラインアップし、0-60mph（0-96km/h）加速は228i（8速AT）が5.4秒、M235i（8速AT）が4.8秒。

　また、「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ＋」「ECO PRO」からドライビングモードを選択でき、仕様に応じてトランスミッションとショックアブソーバーを最適化する。加えて、ブレーキエネルギー回生機構や電動パワーステアリング、アイドリングストップ機構といった低燃費化技術も搭載している。