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独ポルシェ、「918 スパイダー」のスペックがさらに向上

ヴァイザッハパッケージ装着車は0-100km/h加速が2.6秒に、300km/hまでの到達時間が19.9秒に

918 スパイダー
2013年11月18日(現地時間)発表

 独ポルシェAGは11月18日(現地時間)、2シーターオープンのプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー「918 スパイダー」のスペックがさらに向上したと発表した。

 918 スパイダーは、9月のフランクフルトモーターショーで世界初公開されたモデルで、918台限定で生産するが、すでに完売しているとアナウンスされている。

 パワートレーンは、V型8気筒4.6リッターエンジンと電気モーターをフロント、リアそれぞれに搭載。システム全体で887PSを発生し、0-100km/h加速は2.8秒、0-200km/h加速は7.7秒で、プロトタイプモデルはニュルブルクリンク北コースで7分14秒のタイムを記録している。

 今回の発表では、オプションの「ヴァイザッハパッケージ」を装着することで重量を最適化し、0-100km/h加速が2.6秒、0-200km/h加速が7.2秒へと進化するとともに、300km/hまでの到達時間が2.1秒短縮の19.9秒に、モーターのみでの0-100km/h加速は0.7秒短縮の6.2秒になったとしている。また、ニュルブルクリンク北コースのタイムは6分57秒をマークし、「現時点では、この記録がオンロードモデルの最速ラップ」と発表している。

(編集部:小林 隆)