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独ポルシェAG、918台限定のスーパースポーツ「918 スパイダー」をリコール、日本では28台が対象

左ラジエータファンの配線の取り回しが不適切なため、遮熱板によりダメージを受ける恐れ

2015年5月23日(現地時間)発表

918 スパイダー

 独ポルシェAGは5月23日(現地時間)、918台限定のプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー「918 スパイダー」をリコールすると発表した。全世界で納車された918スパイダーが対象で、日本国内では28台が入庫対象となる。

 2015年4月までに生産された車両において、エンジンルーム内の左ラジエータファンの配線の取り回しが不適切なため、カーボンファイバー製の遮熱板によりダメージを受ける恐れがある。複数あった問い合わせを検証した結果、今回の事例が判明したという。

 当該個所の配線はポルシェセンターでチェックされ、最適な方法で配線の取り回しをし直す。最短の作業日程で行えるよう、現在ポルシェセンターでスケジュールを調整中とのこと。

(編集部:小林 隆)