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ガルーダ・インドネシア航空、旺盛なビジネス需要を背景に羽田-ジャカルタ直行便を6月16日就航
独自サービスで世界のベスト10エアラインへ
(2014/5/13 21:27)
ガルーダ・インドネシア航空は、羽田-ジャカルタ直行便を6月16日に就航する。この就航に伴い、5月13日に報道発表会を開催した。
インドネシアは、バリ島などの観光地として一般的に知られている国だが、トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車工業、ダイハツ工業、いすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バスが車体や部品の生産工場を展開するなど、日本の自動車メーカーが数多く進出している。
ガルーダ・インドネシア航空は、そのインドネシアの国営航空会社として設立され、現在は成田-ジャカルタ、成田-デンパサール(バリ島)、羽田-デンパサール(バリ島)、関空-デンパサール、関空-ジャカルタ(週4便)のインドネシア直行便を週32便運行。6月16日に羽田-ジャカルタ便が開設されることで、週39便のネットワークになる。
ガルーダ・インドネシア航空 日本・韓国・アメリカ地区総代表 リスナンディ・サエプラハマン氏は、週39便とすることで「日本とインドネシアのビジネスや観光の結びつきをより強くしたい」と語った。
ガルーダ・インドネシア航空は3月5日、デルタ航空や大韓航空が参加する航空アライアンス「スカイチーム」に加盟。そのほか、ANA(全日本空輸)とは、コードシェア便を運行している。
自社の特徴的なサービスとして、成田発・関空発便の一部(GA885、GA881、GA883)で行われている機内入国審査について紹介。この機内入国審査は成田空港のチェックインカウンターでビザを購入でき、機内で入国審査を実施。インドネシア到着後は優先レーンで入国審査が行われるため、スムーズに入国できるという。
新たに6月16日から就航する羽田-ジャカルタ便に関しては、羽田を0時30分に出発し、6時にジャカルタに到着することから、時間を有効に使えるとし、1泊での弾丸出張のモデルプランが紹介された。
そのほか発表会には、インドネシアで高い人気となっているというCOWCOWが登場。あたりまえ体操のガルーダ・インドネシア航空版が披露された。
ガルーダ・インドネシア航空は、2014年現在141機の航空機を保有。2015年までに保有機材を194機とし、平均機体年齢4.6年を実現。世界でトップクラスの航空会社を目指していく。