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日産、ダットサンブランド第2弾はハッチバックの「GO+」

インドネシア向けとなる5+2の3列シートMPV

5+2の3列シートレイアウトを採用したMPV「GO+」
2013年9月17日(現地時間)発表

 日産自動車は9月17日(現地時間)、ダットサンブランドの第2弾モデル「GO+」をワールドプレミアした。生産はインドネシアのプルワカルタにある同社の工場で行われ、2014年の発売を予定する。価格は1億インドネシアルピア(9月17日現在の為替レートで約88万6500円)以下としている。

 ダットサンは、1981年に日産ブランドに統合していたが、2012年に復活。主に成長市場向けのモデルを担うブランドとなっている。

 ダットサンとして5ドア/2WD(FF)車の「GO」をすでに発表しており、GO+はGOに続く第2弾モデルとなる。この2モデルをインドネシア市場に投入し、2016年には日産がインドネシアで販売するクルマの最大50%をダットサンブランドのクルマにすることを目標に掲げている。

 GO+はボディーサイズを3995×1635×1485mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2450mmとコンパクトにしつつ、5+2の3列シートレイアウトを採用したMPV。エクステリアではダイナミックで流れるようなシルエット、力強いショルダーラインを特長とし、モダンで個性的なクルマに仕上げたと言う。

 パワートレーンは1.2リッターエンジンに5速MTの組み合わせで、燃費と加速性能に優れ、混雑した道路でも機敏に走行するとしている。

 GO+の発表に際し、カルロス・ゴーンCEOは「日産は、ダットサンブランドの復活により、モビリティを変えていきます。そして車の所有によりもたらされる誇り、自主性、チャンスを、より手に入りやすいものにします。インドネシアの多くの方々にとって、初めて購入するクルマがダットサンとなることを私たちは期待しています」と語っている。

(編集部:小林 隆)