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自動車関連のセッションも行われる「GTC Japan 2014」
7月16日東京ミッドタウンホール&カンファレンスで開催
(2014/7/9 14:23)
NVIDIAは7月16日、GPUコンピューティングのイベント「GTC(GPU Technology Conference) Japan 2014」を東京ミッドタウンホール&カンファレンスで開催する。参加費は事前登録により無料。事前登録はGTC Japan 2014のWebサイト(http://www.gputechconf.jp/page/home.html)から行える。
このGTC Japanは、東京工業大学 GPUコンピューティング研究会とNVIDIAの共催で開催されており、2014年で6回目となる。近年はGPUの応用分野として自動車関連が注目されており、このGTC Japanでも自動車関連のセッションを用意。セッションリストを見るだけでも、「TOPS デザイン商品性見極めに向けたリアルタイムシミュレーションツール開発(本田技術研究所、井出大介)」「Automotive Level Craftsmanship for Digital Visuals(NVIDIA、Justin Ebert)」「Accelerating Automotive Speech Interfaces using Tegra K1(Capio、Ian Lane)」などが並ぶ。
また、ADAS(Advanced Driver Assitance Systems:先進運転支援システム)の分野では高速な画像認識も要求されており、それに向くGPUの応用として「マシンビジョンでのGPUの活用とJetson TK1のご紹介(菱洋エレクトロ、青木良行)」「先進運転支援システム等に向けたNVIDIAの新画像処理・画像認識プログラム開発環境(エヌビディア、馬路徹)」といったセッションも用意される。
世界でも最先端の基本研究や応用例が発表されるため、興味のある方はGTC Japan 2014のWebサイトを確認し、事前登録後参加することをお勧めする。なお、3月に米国サンノゼで開催された「GTC 2014」については、下記の記事などを参照のこと。
●GTC2014】NVIDIA、「GPU Technology Conference 2014」の基調講演映像をYoutubeで公開
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140326_641463.html
●【GTC2014】リアルタイムレンダリングが可能になったホンダの試作レス確認ツール「TOPS」
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140421_645251.html