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【FIA WEC 6 Hours of FUJI】スタートから2時間経過、トヨタ TS040 Hybridが1-2フォーメーションを形成中

2014年10月12日

11時にローリングスタートでレースが始まった

 FIA WEC 6 Hours of FUJI(FIA 世界耐久選手権 第5戦 富士6時間耐久レース)は、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイで、10月10日~12日の3日間にわたり開催されている。12日は決勝レースが行われており、11時にローリングスタート形式でレースがスタート。2時間経過時のトップは8号車トヨタ TS040 Hybrid。以下、2番手が7号車トヨタ TS040 Hybrid、3番手が20号車 ポルシェ 919 Hybridの順。このほか、LMP2クラスは26号車 リジェ JS P2・ニッサン、LMGTE Proは99号車アストンマーチン バンテージ V8、LMGTE Amは95号車アストンマーチン バンテージ V8がそれぞれトップを走っている。

 心配された天候は大きく崩れることもなく、現在もドライ路面でレースが続いている。富士スピードウェイは、曇りながら薄日が差している状況で、路面温度も上がり始めており、より激しいレースが続くことになりそうだ。

トヨタ TS040 Hybridが1-2体制で独走中、それを20号車ポルシェが追いかける展開

トップを快走する8号車トヨタ TS040 Hybrid(セバスチャン・ブエミ/アンドニー・デビッドソン組)
2位もトヨタ。7号車トヨタ TS040 Hybrid(中嶋一貴/アレクサンダー・ブルツ/ステファン・サラザン組)

 近代の世界耐久選手権(WEC)がスタートしてから3回目となる富士6時間レース。台風19号の接近に伴う降雨が心配されたが、天候は曇りでドライコンディションのままスタートとなった。レースは1周目から、8号車トヨタ TS040 Hybrid(セバスチャン・ブエミ/アンドニー・デビッドソン組)、20号車 ポルシェ 919 Hybrid(マーク・ウェバー/ブレンダン・ハートレー/ティモ・ベルンハルト組)、2号車 アウディ R18 e-tron quattro(アンドレ・ロッテラー/ブノア・トレルイエ/マルセル・ファスラー組)が何度も順位を入れ替える激しい展開となった。しかし、そうしたスタートの混乱が落ち着くと、1位、2位を形成したのは、8号車トヨタ TS040 Hybrid、7号車トヨタ TS040 Hybrid(中嶋一貴/アレクサンダー・ブルツ/ステファン・サラザン組)のトヨタ勢で、それをポルシェ勢が追う展開となっている。

 ポルシェのエースカーとなる20号車は、他車が35~36周付近でピットインする展開の中、いち早く10周目にピットインし、他社とはピットストップ戦略を変えてきた。このため、ピットインのタイミングで、20号車のポルシェと8号車のトヨタが順位を入れ替える展開となっている。

ピットイン戦略が異なる20号車。今後の展開の鍵を握るのか

 アウディ勢は、スタートで2号車が一瞬トップにたったものの、2周目のストレートで不可解なスローダウンをして遅れ、両車ともトップの8号車トヨタに1分近い差をつけられる展開。さらに2号車アウディに関しては、1回目のピットこそトヨタ勢とほぼ同じタイミングだったが、2回目のピットに関してはわずか16周で入っており、それが作戦の変更を意味するのか、それとも何らかのトラブルだったのかはまだ分かっていないが、その結果さらに順位を落とす結果となっている。

アウディはスタートで2号車がトップにたったものの、不可解なスローダウン

 今回のレースに大きな影響を及ぼすであろうと予想されていた天候だが、2時間を経過した時点で曇りが続いており、今のところは雨が降ってきてはおらず、このままドライのレースが続きそうな状況だ。天気がこのまま崩れなければ、レースの展開に大きな影響を与えそうなのはピットストップ戦略で、各チーム残り何回ピットストップを行うのか、それが結果を左右することになりそうだ。特にピットストップのタイミングを他車と変えてきたアウディ2号車、ポルシェ20号車の存在がトップを走るトヨタ2台にとっては気になるところだろう。

LMP2はリジェ JS P2・ニッサン、LMGTEはProもAmもアストンマーチン バンテージ V8がトップ走行

 LMP2クラスに関しては26号車 リジェ JS P2・ニッサンとKCMGチームの47号車モーガン・ニッサンのマッチレースとなっており、2時間が経過した時点で約30秒差となっている。両車ともピットストップのタイミングなどで順位を入れている状況だ。井原慶子が乗る37号車モーガン・ニッサンは現在総合13位で、クラス5位。

 この他、LMGTE Proは99号車アストンマーチン バンテージ V8、LMGTE Amは95号車アストンマーチン バンテージ V8がそれぞれトップを走っている。

総合順位クラス順位クラスカーナンバー車種
1位1位LMP1-H8トヨタ TS040 Hybird
2位2位LMP1-H7トヨタ TS040 Hybird
3位3位LMP1-H20ポルシェ 919 Hybrid
4位4位LMP1-H2アウディ R18 e-tron quattro
5位5位LMP1-H14ポルシェ 919 Hybrid
6位6位LMP1-H1アウディ R18 e-tron quattro
7位1位LMP1-L13レベリオン R-One・トヨタ
8位1位LMP226リジェ JS P2・ニッサン
14位1位LMGTE Pro99アストンマーチン バンテージ V8
17位1位LMGTE Am95アストンマーチン バンテージ V8

(笠原一輝/Photo:奥川浩彦)