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岩谷産業、燃料電池車(FCV)向け水素価格をハイブリッド車並みの燃料価格に決定

イワタニ水素ステーションにおける水素の価格は1100円/kg

2014年11月14日発表

 岩谷産業は11月14日、イワタニ水素ステーションにおける水素の価格を1100円/kgに決定したと発表した。

 2014年6月に経済産業省 資源エネルギー庁は「水素・燃料電池戦略ロードマップ」おいて、水素ステーションで販売される水素の価格については、2015年は「ガソリン車の燃料代と同等以下」、2020年には「ハイブリッド車の燃料代と同等以下」の実現を目指すという目標を設定。岩谷産業は、この目標に向かって、同レベルの価格実現を目指して準備を進め、「2020年にはハイブリッド車の燃料代と同等以下を実現する」という目標を、5年前倒しして販売当初より実現したという。

 この価格には、「都心部の水素ステーションにおける価格とします」「消費税などの税金は含まれておりません」「『液化水素』を原料として供給する水素ステーションにおける価格です」「経済諸条件で変動いたします」との条件が付記されている。

(編集部:谷川 潔)