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プジョー、フラグシップモデルの「508」「508 SW」をフェイスリフト
パワートレーンのブラッシュアップや装備の充実で商品力を強化
(2014/12/19 17:33)
- 2015年1月10日発表
- 365万円~425万円(508)
- 390万円~453万円(508 SW)
プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーブランドのフラグシップモデルとなる新型「508」「508 SW」を2015年1月10日に発売する。全車右ハンドルで、価格は508が365万円~425万円、508 SWが390万円~453万円。
モデル | エンジン | 変速機 | 価格 |
---|---|---|---|
508 アリュール | 直列4気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボ | 6速AT | 3,650,000円 |
508 グリフ | 4,250,000円 |
モデル | エンジン | 変速機 | 価格 |
---|---|---|---|
508 SW アリュール | 直列4気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボ | 6速AT | 3,900,000円 |
508 SW グリフ | 4,530,000円 |
今回発売されるのは、2011年にデビューした508シリーズのフロントデザインや装備などを新しくしたモデル。一新されたフロントマスクではフルLEDヘッドライトを採用し、フロントグリルとバンパーのデザインを変更。これまでボンネット上にレイアウトしていた「ライオンエンブレム」をグリル内に移設している。また、この変更に伴って全長が従来から15mm延長された。これに加え、セダンの508では車両後方でもデザイン変更を実施。リアコンビネーションランプを縦型LEDランプで3ブロックに分け、ライオンの爪痕をイメージさせるデザインとした。バンパーはプロテクション性を重視して大型化し、デザイン面でもデュアルエキゾーストを模したクローム加飾を追加。リアのオーバーハングが延長され、508SWと全長が同一の4830mmになっている。
パワートレーンでは、エンジンに200バールの高圧燃料噴射システムを新たに採用。最高出力が9PSアップし、燃費も28%向上しているという。6速ATも新しい308に採用されている第3世代モデルに切り替えられ、ハイギヤード化やフリクション低減などによってスムーズでダイレクトなフィーリングを実現している。
インテリアではインパネ中央に7インチタッチスクリーンを追加し、カーナビのほか、上級グレードのグリフで新たに採用するバックアイカメラの映像を表示する。このほかにグリフでは、車両後方のソナーでドライバーの死角にいる車両を検知する「ブラインドスポットモニターシステム」を標準装備して安全性を向上させ、レザーシートの素材を最高級のナッパレザーに変更して上質感を高めている。