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プジョー、「東京モーターショー2015」で日本初導入となるディーゼル搭載の「508 GT」などを出展
日本初公開の「308 GTi by PEUGEOT SPORT」やパワートレーンを刷新した「208」も登場
(2015/9/28 13:45)
- 2015年9月28日発表
プジョー・シトロエン・ジャポン(プジョー)は9月28日、10月29日~11月8日(プレスデー:10月28日~29日、プレビューデー:10月29日、一般公開日:10月30日~11月8日)の期間に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催する「第44回東京モーターショー2015」の出展概要を発表した。
今回の東京モーターショーにおける同社のテーマは、ブランドスローガンである「MOTION & EMOTION」。前回よりもブースを拡張し、PSAグループが開発した2.0リッター BlueHDiディーゼルエンジンを搭載する「508 GT」などを筆頭に、5台のモデルを展示して最新のプジョーブランドのモデルをアピールする。
展示車両は以下のとおり。
508 GT(市販予定車)
ジャパンプレミアとなる今回の「508 GT」は、プレミアムマーケットにおけるシェア拡大を目指して投入されるモデル。フルLEDライトや7インチタッチスクリーン、最高級ナッパレザーを採用することで、上質で充実した装備を特徴とする。
パワートレーンは最高出力133kW(180PS)/3750rpm、最大トルク400Nm/2000rpm(スペックは欧州仕様値)を発生する2.0リッター BlueHDiディーゼルエンジンに6速ATの組み合わせ。会場ではスポーティグレードの「GT」が展示される予定。日本での販売価格は未定となっている。
308 GTi by PEUGEOT SPORT(市販予定車)
9月に行われたフランクフルトモーターショーで発表された「308 GTi by PEUGEOT SPORT」を日本初公開。
大胆な2トーンカラーが目を引く「308 GTi by PEUGEOT SPORT」は、同社のモータースポーツ部門「PEUGEOT SPORT」が手掛けたモデル。“史上もっともパワフルなハッチバックモデル”を謳い、最高出力199kW(270PS)/6000rpm、最大トルク330Nm/1900-5000rpm(スペックは欧州仕様値)を発生する直列4気筒DOHC 1.6リッターターボを搭載。トランスミッションは6速MTとなる。
また、専用サスペンションや19インチホイール、トルセン・ディファレンシャル、フルバケットシートなどの採用により、これまでにないダイナミックなホットハッチに仕上げたとしている。日本での販売価格は未定。
308 SW GT Line(市販車)
プジョーのスポーティなイメージを引き立てるエクステリアと、レッドステッチをあしらった上質なインテリアが特徴となる「308 SW GT Line」は、PSAグループが開発した新世代の直列3気筒1.2リッターターボ「PureTech」エンジンを搭載し、第3世代の6速AT「EAT6」を組み合わせる。エンジンの最高出力は96kW(130PS)/5500rpm、最大トルクは230Nm/1750rpmとなっている。
エクステリアでは、ライオンエンブレムを中央に配した専用のフロントグリルやサイドスカート、18インチアロイホイールなどを装備。インテリアでは質感の高いテップレザー&アルカンターラスポーツシートなどを採用しながら、価格はスタンダードモデルの「308 SW Premium」から33万8000円高の338万8000円とアナウンスされている。
208(市販予定車)
2012年11月に日本に導入された「208」のデザインとパワートレーンを刷新。会場では主力モデルとなる「Allure(アリュール)」が日本初公開される。
新型208では、フロントとリアのデザインを変更するとともに、従来から馬力を3割以上高めたという直列3気筒1.2リッターターボ「PureTech」エンジンと6速ATを搭載。最高出力は81kW(110PS)/5500rpm、最大トルクは205Nm/1500rpmを発生する。価格は未定。