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トヨタ、ハイブリッド燃費を19.4km/Lに向上させた新型「アルファード」「ヴェルファイア」

アルファードは「豪華で勇壮」、ヴェルファイアは「大胆不敵」がキーワード

2015年1月26日発売

ガソリンモデル:319万7782円~671万6618円

ハイブリッドモデル411万3818円~703万6691円

新型「アルファード」
新型「ヴェルファイア」

 トヨタ自動車は1月26日、上級ミニバンの新型「アルファード」「ヴェルファイア」を発売した。価格はそれぞれガソリンモデルが319万7782円~671万6618円、ハイブリッドモデル411万3818円~703万6691円。

新型「アルファード」ガソリンモデル

モデルエンジン変速機駆動方式定員(人)価格
Executive LoungeV型6気筒DOHC 3.5リッター6速AT2WD(FF)76,522,218円
4WD6,716,618円
GF2WD(FF)4,842,327円
4WD5,036,727円
GF サイドリフトアップシート装着車2WD(FF)4,349,000円
4WD4,529,000円
SA Cパッケージ2WD(FF)4,585,091円
4WD4,779,491円
SA2WD(FF)4,145,237円
4WD4,339,637円
G直列4気筒DOHC 2.5リッターCVT(7速モード付)2WD(FF)73,995,018円
83,953,782円
4WD74,245,382円
84,204,145円
G サイドリフトアップシート装着車2WD(FF)73,968,000円
4WD4,200,000円
S Cパッケージ2WD(FF)4,173,709円
4WD4,424,073円
S Aパッケージ2WD(FF)3,754,473円
4WD4,004,837円
S2WD(FF)3,578,727円
83,537,491円
4WD73,829,091円
83,787,855円
S サイドリフトアップシート装着車2WD(FF)73,568,000円
4WD3,800,000円
X2WD(FF)83,197,782円
4WD3,448,145円
X サイドリフトアップシート装着車2WD(FF)73,304,000円
4WD3,536,000円

※:サイドリフトアップシート装着車は消費税非課税

新型「アルファード」ハイブリッドモデル

モデルハイブリッドシステム駆動方式定員(人)価格
Executive Lounge直列4気筒DOHC 2.5リッター「2AR-FXE」+リダクション機構付きのTHS II4WD77,036,691円
SR Cパッケージ5,501,127円
SR4,919,891円
SR サイドリフトアップシート装着車4,860,000円
G Fパッケージ5,356,800円
G4,775,563円
X4,155,055円
84,113,818円
X サイドリフトアップシート装着車74,188,000円

※:サイドリフトアップシート装着車は消費税非課税

新型「ヴェルファイア」ガソリンモデル

モデルエンジン変速機駆動方式定員(人)価格
Executive LoungeV型6気筒DOHC 3.5リッター6速AT2WD(FF)76,522,218円
4WD6,716,618円
VL2WD(FF)4,842,327円
4WD5,036,727円
VL サイドリフトアップシート装着車2WD(FF)4,349,000円
4WD4,529,000円
ZA Gエディション2WD(FF)4,585,091円
4WD4,779,491円
ZA2WD(FF)4,145,237円
4WD4,339,637円
V直列4気筒DOHC 2.5リッターCVT(7速モード付)2WD(FF)73,995,018円
83,953,782円
4WD74,245,382円
84,204,145円
V サイドリフトアップシート装着車2WD(FF)73,968,000円
4WD4,200,000円
Z Gエディション2WD(FF)4,173,709円
4WD4,424,073円
Z Aエディション2WD(FF)3,754,473円
4WD4,004,837円
Z2WD(FF)3,578,727円
83,537,491円
4WD73,829,091円
83,787,855円
Z サイドリフトアップシート装着車2WD(FF)73,568,000円
4WD3,800,000円
X2WD(FF)83,197,782円
4WD3,448,145円
X サイドリフトアップシート装着車2WD(FF)73,304,000円
4WD3,536,000円

※:サイドリフトアップシート装着車は消費税非課税

新型「ヴェルファイア」ハイブリッドモデル

モデルハイブリッドシステム駆動方式定員(人)価格
Executive Lounge直列4気筒DOHC 2.5リッター「2AR-FXE」+リダクション機構付きのTHS II4WD77,036,691円
ZR Gエディション5,501,127円
ZR4,919,891円
ZR サイドリフトアップシート装着車4,860,000円
V Lエディション5,356,800円
V4,775,563円
X4,155,055円
84,113,818円
X サイドリフトアップシート装着車74,188,000円

※:サイドリフトアップシート装着車は消費税非課税

 アルファードはトヨタの乗用系ミニバンにおける最上級モデル「グランビア」の後継モデルとして2002年5月にデビュー。初代モデルは販売店ごとに「アルファード G」「アルファード V」と車名を分け、2003年7月に追加された「アルファード ハイブリッド」と合わせた展開となっていたが、2008年5月のモデルチェンジを機にアルファード、ヴェルファイアで異なる個性を持つモデルとなり、それぞれにハイブリッドモデルをラインアップ。この基本構成は3代目となる今回も継承されている。

 3代目は従来から定評ある高級感の演出をさらに推し進め、同社の「クラウン」などといった上級セダンからの乗り替えユーザーにもしっかりと訴求できる「大空間高級サルーン」をコンセプトに開発を実施。エクステリアデザインの押し出し感を強化し、快適性を高める装備や先進安全装備を充実させたほか、安心感のある上質な走行性能を生み出すため、リアサスペンションを従来のトーションビーム式から新開発のダブルウィッシュボーン式にスイッチした。

 外観デザインでは、アルファードは「豪華で勇壮」、ヴェルファイアは「大胆不敵」をキーワードにブラッシュアップ。先代の基本路線を受け継ぎつつ、フロントマスクはアルファードでグリルの上下を一体化。センター部分から上下方向に広がる形状でワイド感を表現し、縦方向に長いフロントグリルとフロントタイヤ上部まで伸びる横長のヘッドランプの対比でアクの強さを演出している。ヴェルファイアではフロントグリルに配した水平基調のメッキバーを2段ヘッドランプとかみ合わせるようにデザイン。バンパーからヘッドランプに向けてV字型に伸びるラインがシャープさと独自の表情を生み出している。

 サイドビューでは、スライドドア前方に設置した初代モデルからのアイコンとして受け継いでいる三角形状のセンターピラーをさらに強調。フロントドア下側からセンターピラーを介してスライドドア以降のルーフ側に連なる「Z型メッキモール」で印象的なシルエットをアピールする。リアビューでは強調されたリアフェンダーとガラスエリアの合間に、リアハッチからコンビネーションランプが有機的なラインで連続する。

 このほか、アルファードのSR系グレード、ヴェルファイアのZR系グレードは「エアロボディー」の位置づけとなり、専用エアロパーツとして独自形状のフロント&リアバンパー、サイドマッドガードなどを採用。ワイド感とダイナミックさを強調している。

写真上が標準仕様で下がエアロボディー。アルファードはバンパーなどがエアロデザインになることに加え、ヘッドランプとリアコンビネーションランプの内部加飾がブラックに変更され、精悍なテイストを演出。下の「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」はエアロボディー専用の車体色
写真上が標準仕様で下がエアロボディー。ヴェルファイアではフロントバンパーに多角形のメッキフレームガーニッシュを配置し、低重心な印象と力強さを表現する。下の「グレーメタリック」はエアロボディー専用の車体色

 ボディーカラーでは、アルファード専用に新規開発した「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」、ヴェルファイア専用に新規開発した「バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク」の2色を用意するほか、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「ブラック」「シルバーメタリック」「グレイッシュブルーマイカメタリック」を設定。さらにエアロボディー向けに「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」「グレーメタリック」をラインアップしている。また、全色とも洗車などによる小さな傷を、分子レベルで結合しやすい特性を利用して自己補修する「セルフリストアリングコート」を採用している。

アルファード専用の新色「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」
ヴェルファイア専用の新色「バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク」
「シルバーメタリック」は標準仕様だけに設定
「グレイッシュブルーマイカメタリック」

ハイブリッドの最高燃費が17.0km/Lから19.4km/Lに向上

サスペンションアームの湾曲構造で、低いフロアを維持しながらリアサスペンションのダブルウィッシュボーン化を実現

 シャシー面での大きな変更点となっているリアサスペンションのダブルウィッシュボーン化では、低く使いやすいフロア高と複雑な構造のサスペンションメンバーを両立させるため、アッパーアームをフロア下でボディーを補強するストレートラダーメンバーを回避できるようU字型に湾曲構造とした。剛性が高くフリクションの少ないダブルウィッシュボーン式の採用により、リアシートのしなやかな乗り心地と走行振動を抑制する上質な走り、高い走行安定性などを実現する。

 このほかにボディーでは、ドア開口部やカウル結合部などを中心に約200個所に渡るスポット溶接の打ち増しを実施。さらに構造用接着剤の使用で剛性強化と振動の減衰特性を高めている。空力性能ではボディーのサイド面にエアロスタビライジングフィンを設置し、フロア下に対してフロントスパッツの採用やアンダーカバーの設置などの対策を用意。Cd値の低減で燃費向上を図り、高速走行時の風切り音を抑制する。さらにフロントのエンジンバルクヘッド部分に「サンドイッチ鋼板」を採用し、吸遮音材や制振材、シール材などの適切な配置によってキャビン内の静粛性をさらに高め、車内での会話明瞭度は“高級セダン並み”としている。

 パワートレーンは、ガソリンモデルが直列4気筒DOHC 2.5リッターの「2AR-FE」+CVT(7速シーケンシャルシフトマチック)、V型6気筒DOHC 3.5リッターの「2GR-FE」+6速AT、ハイブリッドモデルが直列4気筒DOHC 2.5リッター「2AR-FXE」+リダクション機構付きのTHS IIの3種類をラインアップ。駆動方式はガソリンモデルに2WD(FF)と4WDを設定、ハイブリッドモデルが前輪をエンジン+モーター、後輪をモーターで駆動させるE-Four(電気式4輪駆動)となる。

 スペックはガソリンモデルの2AR-FEが最高出力134kW(182PS)/6000rpm、最大トルク235Nm(24.0kgm)/4100rpm、2GR-FEが最高出力206kW(280PS)/6200rpm、最大トルク344Nm(35.1kgm)/4700rpmを発生。ハイブリッドモデルでは2AR-FXEが最高出力112kW(152PS)/5700rpm、最大トルク206Nm(21.0kgm)/4400-4800rpmを発生し、フロントモーターの最高出力105kW/最大トルク270Nm、リアモーターの最高出力50kW/最大トルク139Nmと合わせ、システム最高出力は145kW(197PS)となる。JC08モード燃費はガソリンモデルの2.5リッターの2WD車が11.6~12.8km/L、同4WD車が12.4km/L、3.5リッターの2WD車が9.5km/L、同4WD車が9.1km/L、ハイブリッドモデルが18.4~19.4km/Lとなっている。

「カムリ」「ハリアー」などにも採用される2AR-FXEとハイブリッドシステムの組み合わせを採用。全車2tを超える上級ミニバンで20.0km/Lに迫るJC08モード燃費を実現する
2.5リッターの「2AR-FE」エンジンは最高出力134kW(182PS)/6000rpm、最大トルク235Nm(24.0kgm)/4100rpmを発生。先代の2.4リッターエンジンからパワー、燃費ともに向上している

 車両の装備もトヨタの上級ミニバンにふさわしいよう大幅に強化。4種類の世界初という先進装備を備え、さらにトヨタ初のアイテムを多数採用している。

 ボディーに配した複数のカメラの映像を組み合わせてカーナビ画面に表示する「パノラミックビューモニター」では、従来からある自車を中心にした車両周囲の映像表示に加え、自車を透過したようなイメージや、自車から離れた位置から見たような運転席の死角を映し出す「シースルービュー機能」を世界初採用。多彩な視点からの表示が選択できるようになり、これまで以上に車両周囲の状態が把握しやすくなっている。

世界初の「シースルービュー機能」では、自分が乗っているクルマがまるで透明になったかのように表現する「シースルービュー」(左、中央)、自分が乗っているクルマを車外の離れた位置から見ているように表現する「ムービングビュー」(右)をスイッチで切り替えながら表示できる

 また、先代プリウスに世界初の機能として採用された「インテリジェントパーキングアシスト」は切り返しを伴う駐車や縦列駐車、縦列出庫などをアシストする「インテリジェントパーキングアシスト2」に進化。通常の後退車庫入れ駐車では手動操作の目標駐車位置の設定が不要な世界初の装備となっている。このほかの機能装備では、スマートキーを事前操作しておくことで予約を行い、その状態で車両に近づくとスマートキーを検知した車両で自動的にロックが解除され、さらにパワースライドドアがオープンする「予約ドアオープン」も世界初となっている。

 このほかに先進装備として全車速追従機能付きの「レーダークルーズコントロール」、車両の前後に備える8個のセンサーで障害物を検知し、エンジンの出力抑制やブレーキ制御で停止、または被害軽減を図る「インテリジェントクリアランスソナー」、車両の前後側面に設置したサイドセンサーで両サイドの状況をスキャンし、ステアリング操作したときに接近する可能性がある場合に表示と警告音で知らせる「巻き込み警報機能」、「LEDコーナーリングランプ」などをトヨタ車として初採用している。

「インテリジェントパーキングアシスト2」の作動イメージ。縦列駐車・縦列出庫に加え、狭い駐車スペースでの複数回の切り返しを伴う駐車にも対応。「インテリジェントクリアランスソナー」とも連携し、緊急時にはブレーキも作動させる
「レーダークルーズコントロール」は0~約100km/hでの追従走行が可能になった
横方向を狭く遠くまで監視するサイドセンサーで側面をチェックする「巻き込み警報機能」
ウインカーやステアリングの操作に連動する「LEDコーナーリングランプ」は写真で黄色く示されたエリアを照らすイメージ。夜間の視認性を拡大する
「プリクラッシュセーフティシステム」はExecutive Loungeに標準装備、そのほかのグレードはオプション設定となる
事前にスマートキーを操作しておくだけで、施錠されたクルマに近づくと自動的にスライドドアが開く「予約ドアオープン」は世界初の装備。スマートキーの予約操作は20分間有効。逆に事前操作で施錠を予約する「予約ドアロック」もトヨタ車初採用

 車内ではインパネのデザインを変更して堂々とした車格感と広がりによる開放感を演出。インテリアカラーは明るいフラクセンと重厚感を表現するブラックの2色で、木目調パネルは鉄刀木(タガヤサン)杢柄をアレンジした茶木目調、ホログラム層を下地に使って豊かな表情を持たせた黒木目調、Executive Lounge専用のオリーブ・アッシュバール木目調を設定。車外から差し込む光で豊かなキャラクターを感じさせるデザインとした。

フラクセン内装の車内(写真は7人乗り仕様)
ブラック内装の車内(写真は7人乗り仕様)

 乗車定員は引き続き7人乗りと8人乗りがラインアップされ、セカンドシートには8人乗りの車両でベンチタイプの6:4分割チップアップシートを採用。7人乗りの車両では、グレード別に「リラックスキャプテンシート」「エグゼクティブパワーシート」「エグゼクティブラウンジシート」の3種類を設定する。サードシートは全車で5:5分割スペースアップシートを使用する。

助手席のオットマンは一部のグレードを除いて標準装備
サードシートは全車で5:5分割スペースアップシートを使用

 また、先代ではハイブリッドシステムの駆動用バッテリーがフロントシートのあいだに縦型配置されていたが、今回からバッテリーを21個から34個に増やしたことを受け、フロントシート下に横型配置されるスタイルとなった。これによってガソリンモデルでは前方からラゲッジまでフラットになっているフロアが、ハイブリッドモデルではフロントシートで前後にセパレートされている。

 これにより、ガソリンモデルとハイブリッドモデルでシートアレンジのバリエーションが異なり、フロントシートからサードシートまで一体化したシートレールを採用するガソリンモデルでは、助手席が最大で1160mmスライドする世界初の「助手席スーパーロングスライドシート」を採用している。

1160mmのロングスライドを生かした「助手席前拡大モード」
「ダブルトライアングルモード」
リラックスキャプテンシートだけで選択可能な「スーパーリラックスモード」
「エクストラロングラゲージモード」
「フロント・セカンドフルフラットモード」
「リアシートフルフラットモード」
7人乗りの「最大積載モード」
8人乗りの「5人乗車+荷室モード」
前後左右のスライドを1つのレバーで操作可能な「リラックスキャプテンシート」
電動オットマン一体型の「エグゼクティブパワーシート」はシートバックの角度調節も電動となる
「エグゼクティブラウンジシート」は車両中央側の大型アームレストに格納式テーブル(左)を備え、パワーオットマン(右)は電動の伸縮機能も備える

 サードシートはラゲッジスペースの後方まで大きくスライドしつつ、横方向の跳ね上げ格納を実現。居住性と収納力の使い分けが可能となっている。また、スライド機構のレールを設置しながら、3分割式のデッキボードを使い、148Lの床下収納のスペースも確保している。このほかに車内の特徴的な装備としては、全車にトヨタ車初採用の「LEDルーフカラーイルミネーション」を用意している。

3分割式のデッキボードを用意するラゲージ床下収納。収納スペースはレールの下で左右が繋がっている。中央のレール間は三角表示板などを入れるスペースとして想定
高さのある荷物をラゲージ床下収納を活用して載せるイメージ
スライドドアの開口幅は780mm、ステップ高は350mmとなっており、ピラーに設置された大型のアシストグリップと合わせて誰でも乗り降りしやすいよう設計されている。上級グレードのアシストグリップは握り心地の柔らかな本革巻き
全16色(4段調光)の「LEDルーフカラーイルミネーション」を全車に標準装備

 福祉車両のウェルキャブ仕様では、通常ラインアップ車のパッケージオプションとして持ち込み登録の必要なく購入できる「サイドリフトアップシート装着車」と、4月の発売を予定するシートがそのまま車いすとして利用できる持ち込み登録車の「サイドリフトアップシート装着車(脱着タイプ)」を設定。それぞれ車外にスライドダウンするセカンドシートに「シートポジション記憶機能」が新採用され、乗降したあとに記憶させたシート位置に自動調整。使い勝手が高まり気軽に利用できるようになっている。

アルファード Xの「サイドリフトアップシート装着車」。シートは格納式のフットレストが従来より約4cm低くなり、乗車姿勢が楽になっている
アルファード Sの「サイドリフトアップシート装着車(脱着タイプ)」。車いすとなるシートは写真の手動式のほか、ジョイスティックで操る電動式も用意される

(編集部:佐久間 秀)