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ZMP、OBDIIコネクターからの車載CANデータをUSB経由で取得する「カートモ UP USB」
8万5000円(税別)。Viewerアプリケーションも付属
(2015/8/4 22:16)
- 2015年8月4日発売
- 8万5000円(税別)
ZMPは8月4日、自動車に備え付けられている診断用コネクタ「OBDII」を使い、車載CANデータをUSB経由で取得できるパッケージ「カートモ UP USB」を発売した。価格は8万5000円(税別)で、オプションの分岐ケーブルは5000円(税別)。
カートモ UP USBでは、車両のOBDIIコネクターに製品のケーブルを接続。製品を経由してUSBからデータを出力し、PCなどで車載CANデータを取得し、モニターしたり保存できるようになる。
また、ソフトウェアでもCANの通信設定とデータの確認が可能なコンフィギュレーションツール、CANデータから特定のIDを取り出して物理値などに変換するデータベース作成機能、保存済みのログデータをテストベンチデータとして再生する機能などを統合したViewerアプリケーションが含まれており、自動車の開発や車載機器の研究などを行うときに、車両データを簡素なシステムで取得可能になる。
このほか、製品とOBDIIケーブルのあいだに接続する分岐ケーブル(D-SUB 9pinオス/D-SUB 9pinオス~D-SUB 9pinメス)を追加することにより、車載CANデータに加えて別チャンネルのCANデータの同時取得も可能になる。
カートモ UP USBの主な仕様 | |
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CANチャンネル数 | 2(分岐ケーブル使用時) |
CANボーレート | 最大1Mbps(125、250、500、1000kbps切替) |
コントローラ | CAN2.0A、2.0B(ID:11、29bit) |
PCバスインタフェース | USB2.0(バスパワー給電) |
IOインタフェース(デジタル入力) | 1(シュミットトリガー、最大1kHz、最大30V) |
IOインタフェース(アナログ入力) | 1(0-16V、12bit) |
タイムスタンプ | 10μs |
電源出力 | USBバスパワー(5V)/EXT(最大16V 3A) |
サイズ・重量 | (CAN-USBインタフェース部)約60×40×20mm、約50g |
アプリケーション | Windows 7/8 |
ドライバ | Windows 7/8、Linux |
動作環境 | -20~60℃(結露なきこと) |