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ホンダ、北米向け新型「シビック クーペ」をLAオートショーで世界初公開

新型燃料電池車「クラリティ フューエル セル」市販予定車も北米初展示

2015年11月17日(現地時間)発表

ホンダがロサンゼルスオートショーで世界初公開した北米向け新型「シビック クーペ」

 本田技研工業の米国現地法人アメリカン・ホンダモーターは11月17日(現地時間)、2015年ロサンゼルスオートショー(プレスデー:11月17日〜19日、一般公開日:11月20日〜29日)において、2016年3月に発売予定の新型「シビック クーペ」を世界初公開した。

 新型シビック クーペは「シビック セダン」に続くシビックシリーズ第2弾として、セダン以上に際立たせたファストバックスタイルや、短いリアオーバーハングなど、スポーティーさをさらに追求したデザインを採用。

 エンジンは、セダンにも採用された174HPを発生する直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴ターボエンジンと、158HPを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッターi-VTECエンジンの2種類を用意。いずれのエンジンも従来型のシビックを超える力強さとレスポンスのよさがあり、コンパクトクラストップレベルの燃費性能を実現したとしている。

 また、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」などの最新技術も多く取り入れ、コンパクトクラスに新たな価値を提供する。

 北米向け新型シビックシリーズは、セダンやクーペのほかに、北米初投入となる「5ドア」、スポーティモデルの「Si」「TYPE R」を設定して、今後順次発売予定。また、生産はセダンとクーペは米国・インディアナ工場とカナダ・オンタリオ工場で、5ドアは英国・スウィンドン工場でそれぞれ行われる。

 なお、今回のロサンゼルスオートショーでは、新型の燃料電池車「クラリティ フューエル セル」市販予定車も、北米で初展示される。

(編集部:椿山和雄)