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独アウディ、新コンパクトSUV「Q2」をジュネーブショーで世界初公開。欧州で今秋発売
新型「S4 アバント」や「RS Q3 performance」などもお目見え
(2016/3/1 20:43)
- 2016年3月1日(現地時間)発表
独アウディAGは3月1日(現地時間)、「第86回ジュネーブモーターショー2016」(プレスデー:3月1日~2日、一般公開日:3月3日~13日)で新型コンパクトSUV「Q2」を世界初公開した。新型Q2は欧州で今秋に発売される。
都会での日常ユースとレジャーでの使用を想定するとともに、斬新なデザインと若々しい魅力を特徴とした新型Q2は、4190×1790×1510mm(全長×全幅×全高)というサイズながら力強いプロポーションを実現。パワートレーンには合計6タイプのTFSI/TDIエンジンが搭載され、パワーレンジは85~140kW(116~190PS)で、全モデルともトランスミッションはデュアルクラッチのSトロニックを組み合わせる(6速MTも設定)。110kW(150PS)以上のモデルでは同社の4WDシステム「クワトロ」も用意される。また、1.0 TFSIエンジン搭載車の重量は1205kgとしており、軽量設計コンセプトによる重量軽減も特徴の1つになっている。
また、今回のジュネーブショーでは新型「S4 アバント」「RS Q3 performance」も公開。新型S4 アバントは、スポーツカーの運動性能とステーションワゴンの実用性を融合させたモデルで、260kW(354PS)を発生する新開発のターボチャージャー付きV型6気筒3.0リッターTFSIエンジンを搭載。0-100km/h加速は4.9秒としている。発売は今夏を予定し、ドイツでの価格は6万1150ユーロからとなっている。
Q3シリーズの新しいトップモデルとなるRS Q3 performanceは、通常のRS Q3から20kW(27PS)パワーアップされた270kW(367PS)を発生する5気筒ターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は4.4秒で、最高速は270km/h。同モデルの販売はすでに始まっており、ドイツでの価格は6万1000ユーロから。
会場ではこのほかにも「RS 6 アバント performance」と「RS 7 スポーツバック performance」も展示されている。