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クラリオン、車載用フルデジタルサウンドシステムと接続できるAVナビ「MAX776W」

スーパーワイド7.7型AVナビ「MAX676W」や3D Viewマップ搭載の「NX716」「NX616」の計4機種

2016年6月上旬 発売予定

オープンプライス

MAX776W

 クラリオンは、AVナビゲーションの新製品「MAX776W」「MAX676W」「NX716」「NX616」の計4機種を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はMAX776Wが13万円前後、MAX676WとNX716が各11万円前後、NX6165が10万円前後。

モデル型名店頭予想価格発売日
Smart Accessリンク スーパーワイド7.7型 UWVGA 地上デジタルTV/DVD/SD 200mm AVナビゲーションMAX776W13万円前後6月上旬
Smart Accessリンク スーパーワイド7.7型 UWVGA 地上デジタルTV/DVD/SD 200mm AVナビゲーションMAX676W11万円前後
Smart Accessリンク ワイド7型 VGA 地上デジタルTV/DVD/SD AVナビゲーションNX71611万円前後
Smart Accessリンク ワイド7型 VGA 地上デジタルTV/DVD/SD AVナビゲーションNX61610万円前後

 デジタルコアキシャル出力端子を装備するMAX776Wは、クラリオンが4月20日に発売した車載用フルデジタルサウンドシステム「Z3」「Z7」「Z25W」などと接続して、完全なデジタル再生「Digital to Digital再生」を可能とする国内唯一のAVナビ。伝送ロスや変換ロスが発生せず、ピュアでハイレスポンスな「フルデジタルサウンド」が楽しめるほか、MAX776Wで再生するCDやスマートフォンなどの音源をハイレゾ相当のクオリティにアップコンバート(96kHz/24bit)して、高解像度でハイクオリティな音が再生できる。

 MAX776WとNX716の2機種は利用開始日から3年間、1回/年の全地図更新が最大3回(更新期限は2020年3月末)まで無料となり、自宅のPCからSDメモリーカード経由で最新地図データをインストールできる。また、ETC2.0専用の接続端子を備え、ITSスポットから提供される渋滞回避や安全運転、災害などに関する情報を受信可能。さらに導入予定となっている双方向通信による経路情報を活用したサービスにも対応する。

 このほかにこの2機種では、Miracast対応のAndroid端末をワイヤレス接続することで、スマートフォンなどに保存された動画や音楽をナビ本体で再生できる「Wi-Fi Miracast(Wi-Fiスマホリンク)再生」にも対応する。

MAX676W
NX716
NX616

 全機種共通となる主な機能や特長では、独自のクラウド型音声認識サービス「Intelligent VOICE(インテリジェントボイス)」の起動時間や応答時間をこれまでと比べて大幅に短縮。検索では従来比で約40%(社内試験値)向上させた。また、地図表示のランドマークの一部をポリゴンで表示する「3D Viewマップ」を採用。建物をリアルで立体的な形状のまま描き、臨場感のある地図表示としている。

 これ以外にも、トップのメニュー画面に表示するアイコンデザインを変更して視認性を向上。地デジ映像をより美しく表示するため、色鮮やかなコントラストが楽しめる「ダイナミック」、夜間でも見やすい「ソフト」、スタンダードな画像から調整できる「カスタム」の3モードから好みの画質を選べる「映像モード」を搭載。画面表示では明るさや色の濃さ、シャープネスなどを細かく設定できるようになっている。

ランドマークをポリゴンで地図上に表示する「3D Viewマップ」
3モードから好みの画質を選べる「映像モード」
アイコンのデザイン変更により、それぞれのイメージが瞬間的に把握しやすくなっている

(編集部:佐久間 秀)