クラリオン、フルデジタルサウンドシステム対応の「MAX777W」など新型ナビ5機種

「MAX777W」

　クラリオンは5月25日、スーパーワイド7.7型AVナビゲーション「MAX777W」と「MAX677W」、ワイド7型AVナビゲーション「NX717」と「NX617」、ワイド7型200mmAVナビゲーション「NX617W」の計5機種を、6月上旬から順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万5000円～13万円前後。

　今回発売されるMAX777Wは、クラリオン独自の「フルデジタルサウンドシステム」に対応。フルデジタルサウンドプロセッサーの「Z3」（税別12万5000円）とデジタル接続すると、CDやスマートフォンなどの音源をハイレゾ相当のクオリティで再生可能となるほか、7.7型の画面で広範囲な地図やシネマサイズの映像をフル画面で表示できる。

　また、MAX777WとNX717の2機種は、Miracast対応のAndroid端末をワイヤレスで接続してスマホの動画や音楽をナビゲーション本体で再生できる「Wi-Fi Miracast」に対応。加えて、利用開始日から3年間、1回/年の全地図更新が最大3回（更新期限は2021年3月末まで）無料となり、自宅のPCからSDメモリーカード経由で最新地図データをインストールできる。

「MAX677W」

「NX717」

「NX617」

「NX617W」

　全機種共通の機能として、クラリオン独自のクラウド型音声認識サービス「Intelligent VOICE」に対応。音声で「目的地検索」「メール」「電話」「ショートメッセージ」「楽曲検索・再生」機能を操作でき、必要な施設や場所などのPOI（Point of Interest）情報を入手できる。スマホと連携する機能の「Smart Access 4Car」では、Intelligent VOICEのほか、観光アプリの「フォートラベル」「とくせん周辺情報」「駐車場満空情報」「トイレサーチ」などのドライブに便利な情報を利用でき、アプリの追加や更新はスマホ上で自動的に行なわれる。

　地図表示は、3D Viewマップで一部の建物をポリゴンで描画。地デジ映像をより美しく楽しめる「ダイナミック」「ソフト」「カスタム」の3つの「映像モード」を搭載し、細やかな画像設定を行なえるほか、ワイドFMにも対応している。また、クラリオン独自の音響テクノロジー「Intelligent Tune」を搭載して、臨場感溢れるサウンドを表現している。