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写真で見るランボルギーニ「ガヤルド LP560-2 50°アニヴェルサリオ」

 限定仕様が続々登場するランボルギーニ「ガヤルド」だが、7月に創立50周年を記念した発表された限定車が「ガヤルド LP560-2 50°アニヴェルサリオ」。世界限定90台以下となっており、日本仕様の価格は2291万6250円。

 搭載するエンジンは90度V型10気筒DOHC 5.2リッターで、6速MTまたは6速シーケンシャルトランスミッション「e-gearシステム」を介して後輪を駆動する。エンジンは最高出力560HP/8000rpm、最大トルク540Nm/6500rpmを発生、最高速320km/h、0-100km/h加速は3.9秒。車名の「LP560-2」は後方にエンジンを縦置き、馬力、駆動輪数を示している。

 車体のボディーサイズは4345×1900×1165mm(全長×全幅×全高)で、乾燥重量は1380kg。前後重量配分はフロント43:リア57。

 限定車の特徴の1つはボディーカラーで、今までのランボルギーニ車にないカラーとされる。専用カラー「ビアンコ・オパリス」は反射の強い粒子の層を追加し、光を強く反射するという。また、エクステリアではカーボンファイバーの技術を活用したハイ・リアウイングを装備。ホイールはダークグレーのスコルピウス19インチ鍛造アルミホイールを装備する。

 インテリアはアルカンターラ素材をふんだんに使ったものとなっており、カーボンファイバー製のスポーツバケットシートの表皮はもちろん、ダッシュボード、ルーフライニング、ドアパネルなど内装のほとんどがアルカンターラで覆われている。

 なお、2013年に製造されるランボルギーニ車にはすべて50周年エンブレムが取り付けられるが、この限定車にもエンブレムが装着される。エンブレムはカーボンファイバー素材フォージド・コンポジットで作成される。

専用カラー「ビアンコ・オパリス」のガヤルド。塗装表面はパール塗装のようだが、上質な仕上げで、エッジのきいたガヤルドのデザインをより引き立てている。ボディーサイズは4345×1900×1165mm(全長×全幅×全高)
フロントの形状は特に通常モデルと変更はない。ライトは白色LEDによるボジションライトを従えるバイキセノンヘッドライト
リアに搭載されるエンジンにエアを導くインテーク
フューエルリッドは右ドアの後ろにある
エアインテークの下に「LP560-2」のエンブレムが備わる
テールライトやブレーキライトを点灯させてところ
専用装備のハイ・リアウイング
マフラーは左右で4本出し
テールライトはLEDを多用したものとなり、「Y」型が3つ並ぶデザインはガヤルドの特徴
エンジンは後方に縦置き。エンジンボンネットは強化ガラスがはめ込まれ、エンジンの様子は外から眺めることが可能。最高出力は560HP/8000rpm、最大トルクは540Nm/6500rpmを発生
タイヤはフロントが235/35 ZR19、リアが295/30 ZR19。19インチ鍛造アルミホイールを装備する
アルカンターラをふんだんに使ったダッシュボード
カーボンシートの表皮はアルカンターラ。赤色のステッチが入る
フラットボトムのステアリングホイール
中央にマルチディスプレイを備えるメーターまわり
パドルシフトのレバーはステアリングコラムから生えている
撮影車は6速シーケンシャルトランスミッション「e-gearシステム」のため2ペダル
サイドブレーキは手動タイプ。コンソールには変速モードの切り替えボタンがある。通常は「A」を選ぶ
エアコンの操作パネルの上はパワーウインドーやヘッドライトのスイッチが並び、その上はケンウッド製のAVNを搭載する
ダッシュボード上には油圧、油温、バッテリー電圧計が並ぶ
ガヤルドのドアは跳ね上げ式ではなく、通常のクルマと同じように開く。ドアトリムもアルカンターラで赤のステッチが入る
シートのヘッドレスト部にはメーカーロゴの刺繍が入る
ルーフライニングもアルカンターラ
50周年を記念するエンブレムはAピラーにある三角窓下に配置
トランクルームはフロントとなる
ランボルギーニロゴ入りの革手袋と工具、パンク修理キットを備える

(正田拓也/Photo:堤晋一)