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写真で見る ランボルギーニ「ウラカン LP610-4」
(2015/3/4 14:54)
2014年に国内発表されたランボルギーニ「ウラカン(HURACAN)」。ランボルギーニのラインアップの中でもV10エンジンを搭載し、ドアも跳ね上げ式でないなど、「ガヤルド」の後継として登場したモデル。上位モデルの「アヴェンタドール」よりもコンパクトなボディー、ひとまわり小さいエンジン、そして高価であることに変わりはないが、アヴェンタドールよりは求めやすい価格となっている。撮影車両はウラカン LP-610-4。その車名のとおり610HPを発生して4輪を駆動する。ベース車両の価格は2970万円だが、オプションを装備しているため撮影車両の価格はもう少し上がる。
エンジンは自然吸気のV型10気筒5.2リッターで、最高出力610HP/8250rpm、最大トルク560Nm/6500rpm。最高速は325km/h、0-100Km/h加速は3.2秒、0-200km/hは9.9秒のパフォーマンスを発揮する。直噴タイプで、アイドリングストップ機構などを搭載。従来のガヤルドと同じ排気量と気筒数ながら、出力およびトルクを向上させた上で燃費を向上させている。
トランスミッションはデュアルクラッチの7速DCTで、ランボルギーニでは「ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)」と名付けている。そして、完全電子制御の4輪駆動システムによってパワーをすべてのタイヤに伝達する。
ウラカンはガヤルドに比べてエクステリア、インテリアを一新している。エクステリアは従来の直線的な面で構成されたものから、フロントからリアまで1本の線を描いたものへと変化。ボディーサイズは4459×1924×1165mm(全長×全幅×全高)と従来よりもサイズがわずかに大きくなっている。ホイールベースは2620mmで重量は1422kgとなる。
ヘッドライトなどをLED化し、より精悍さを強調するほか、インテリアは従来のガヤルドのシンプルでソリッドな雰囲気から、一気に現代的でデザインを強調したものへと変化している。
そのインテリアは細部に渡って六角形をモチーフとしたものになっているほか、エンジンスタートボタンまわりのエンターテイメント性あふれる仕組みや造形など、ガヤルドとは違った魅力を盛り込んでいる。
また、メーターパネルは12.3インチのフルカラー液晶によるものとなり、大型のレブカウンターを中心とした表示ができるほか、必要に応じてナビゲーション画面や車両設定をメインの表示にすることも可能。ラップタイムの計測など、さまざまな機能も盛り込んでいる。
【お詫びと訂正】記事初出時、キャプション内の車名表記に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。