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ランボルギーニ、ウラカンのオープントップモデル「ウラカン LP610-4 スパイダー」日本初公開

価格は3267万円。2016年春に納車開始

2015年11月26日開催

3267万円

顧客向けに開かれたローンチ・パーティでは、ランボルギーニ・ジャパン カントリー・マネージャー エジナルド・ベルトーリ氏も来場して挨拶を行った

 ランボルギーニ ジャパンは11月26日、ウラカンのオープントップモデル「ウラカン LP610-4 スパイダー」を日本初公開した。価格は3267万円で、2016年春に納車を開始する予定。同日、ランボルギーニ青山(コーンズ青山ショールーム)で同モデルのローンチ・パーティが開催された。

 9月のフランクフルトモーターショーで世界初公開された、ソフトトップを採用したウラカンのオープントップモデル。電気油圧式の軽量ソフトトップは、50km/h以下であれば17秒でオープンにでき、ソフトトップのカラーはブラック、ブラウン、レッドの3色から選択可能。

ウラカン LP610-4 スパイダーのアンベール

 シャシーではフロントとリアにアルミニウム、オキュパントセル内の広範囲にカーボンファイバーを使ったハイブリッド・シャシーを採用。乾燥重量は1542kgで、パワーウェイトレシオは2.53kg/HPを実現している。

 パワートレーンはV型10気筒 5204ccに7速LDF(ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ)デュアルクラッチトランスミッションの組み合わせで、最高出力449kW(610HP)/8250rpm、最大トルク560Nm/6500rpmを発生。最高速324km/h、0-100km/h加速3.4秒、0-200km/h加速10.2秒。

 内装にはアルカンターラとナッパレザーを使い、5種類のトリミング(アルカンターラのスタンダード、エレガンテ、スポルティーヴォに加え、アルカンターラのスポルティーヴォ・バイカラー、ソフトレザーのスポルティーヴォ・バイカラー)とともに17種類の内装色からカスタマイズが可能になっている。

ウラカン LP610-4 スパイダーのボディーサイズは4459×1924×1180mm(全長×全幅×全高)。乾燥重量はクーペモデル「ウラカン LP610-4」の1422kgから120kg増の1542kgとなっている
LEDのヘッドライトとテールランプを標準装備
ソフトトップのカラーはブラック、ブラウン、レッドの3色を設定
フロントウインドー上部に「HURACAN Spyder」のロゴが入る
ピレリ「P ZERO」(フロント245/30 R20、リア305/30 R20)と20インチGIANO(ジアノ)ホイールを組み合わせる。その奥に標準装備のカーボン・セラミック・ブレーキシステムが見える
リアのボンネットフードを開けたところ。残念ながらエンジン本体は見えない
インテリアはアルカンターラとナッパレザーを使用した贅沢な仕上がり
ルーフをオープンにしているところ。50km/h以下であれば17秒でオープンにすることができる
ウラカン LP610-4 スパイダー
全長×全幅×全高[mm]4459×1924×1180
ホイールベース[mm]2620mm
乾燥重量[kg]1542
エンジン90°V型10気筒 5204cc
最高出力[kW(HP)/rpm]449(610)/8250
最大トルク[Nm/rpm]560/6500
トランスミッション7速LDFデュアルクラッチ
欧州燃費値(L/km、複合サイクル)12.3/100
燃料タンク容量(L)83
駆動方式4WD
サスペンション(前後)アルミニウム製ダブルウィッシュボーン
ブレーキキャリパー(前/後)6ピストン/4ピストン
ブレーキローター(前/後)φ380×38mm/φ356×32mm
標準アルミホイール(前/後)8.5×20/11×20
標準タイヤ(前/後)245/30 R20/ 305/30 R20

(編集部:小林 隆)