【2011 SEMA SHOW】 【国産車編3】新型シビックや新型インプレッサのカスタマイズカー登場 ホンダ、マツダ、スバル。懐かしいクルマの展示も |
SEMAショーリポートの国産車編では、ワールドプレミアや注目の車両を紹介、国産車編2では、トヨタ自動車の3ブランド(トヨタ、レクサス、サイオンをお届けした。国産車編の最後となる本記事では、ホンダ、マツダ、スバルをお届けする。
■ホンダ
ホンダブースは、4月のニューヨークショーで量産タイプを公開した、北米モデルの新型シビックのカスタマイズカーやレースカーを展示している。レースカーは、HPDが開発したツーリングカーで、来年度から多くのレースシーンに導入されるという。一方のカスタマイズカーは、さまざまなメーカーが2ドアクーペ、4ドアセダンをベースにいろいろな遊び方を提案している。
■マツダ
マツダブースの展示車両は、他社と異なりマツダスピード北米マツダが開発したレースモデルやサーキットエディションが中心。また、コスモスポーツやRX-7のレースカーなど往年の名車も並べられていた。
ロードスターのソフトトップをキャンバス仕様のソフトトップに張り替えた「MX-5 SPYDER」。横から見るとルーフがかなり低く見え、スタイリッシュさを増した印象を受ける |
「MX-5 SUPER20」は、MX-5の導入から20年を記念したモデル。ノーマルのMX-5が持つ、ストリートでの快適で楽しいドライビングやサーキット走行でも根を上げないタフさの両面を、さらなる引き上げてMX-5らしさを強調している |
「MAZDA2 PROJECT 3DCARBON」は、3DCARBONが車両製作を手がけたモデル。張り出しの強いエアロパーツが装備され、ホイールも18インチまでサイズアップしている |
「1991 MAZDA RX-7 GTO」。1991年のGTOシリーズで日産の300ZXやフォード・マスタングなどと激戦を繰り広げたマシン |
アメリカンル・マンシリーズに参戦している「MAZDA DYSON ALMS♯16」 |
世界初の2ローターエンジンを搭載した「コスモ スポーツ(110S)」もオマージュとして飾られていた |
■スバル
スバルブースは、アメリカ国内のラリー選手権に参戦している「インプレッサ STI」や各カスタマイズメーカーが手がけたインプレッサ STI。その他に、4月のニューヨークショーで公開された新型インプレッサのカスタマイズモデルも展示していた。
純正アクセサリーとなるルーフキャリアやエアロパーツを装備した「2012インプレッサ5-DOOR」 | ||
こちらも純正アクセサリーとなるエアロパーツを装備している「2012インプレッサ4-DOORセダン」 | ||
2011 SRT USA WRX STI RALLY CAR | ||
イギリスのマン島TTでのタイムアタックでコースレコードを記録したインプレッサ STI 4ドアも展示されていた |
スピーカーメーカーKICKERとコラボレーションしたインプレッサWRX | ||
STIのアクセサリーパーツがトランク内にディスプレイされている「2011 Subaru Impreza STI prepared by SPT」 |
見事にレストアされている「1986 XT」。新車を保管してあったのではなく、レストアによって新車の輝きを取り戻しているそうだ。このように過去の名車をレストアしてキレイに展示している車は多く見受けられた |
(真鍋裕行)
2011年 11月 8日