東京オートサロン2015

日本屈指のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2015」が開幕

出展車両は過去最多の879台、展示ブース総数は4163小間など、史上最大規模で開催

2015年1月9日~11日開催

 1月9日、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で「東京オートサロン 2015 with NAPAC」が開幕した。会期は11日まで。国際展示場ホール1~11、国際会議場、イベントホール、屋外展示場を使って行われており、開催時間は9日、10日が9時~18時(9日午後は一般特別公開日)、11日が9時~17時。入場料は前売りが1800円(中高生・大人共通)、当日売りが2200円(大人)/1700円(中高生)。全日とも小学生以下は無料となっている。

 オートサロンはチューニングやドレスアップのための新製品・新技術の発表会。今年は出展社数が414社で前回から3.3%減となるが、出展車両は約4.6%増の879台、ブース総数は約7.2%増の4163小間となっており、史上最大規模での開催となっている。

 国内の自動車メーカーからはトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、マツダ、スバル(富士重工業)、三菱自動車工業、スズキ、ダイハツ工業、日野自動車の9社が、インポーターからはメルセデス・ベンツ日本、ルノー・ジャポン、ビー・エム・ダブリュー、アウディ ジャパン、FCAジャパン、エルシーアイが出展。

 トヨタブースではGAZOO Racingが開発した6速MT搭載車の「マークX“GRMN”」、日産ブースではNISMOのコンプリートモデルや今後のライダーシリーズのデザインを示唆する「Rider Advance Study」、ホンダブースでは2月発売予定の新型ハイブリッド「JADE(ジェイド)」のカスタムモデルや2015年発売予定の「S660(コンセプトモデル)」、マツダブースでは新型コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」、新型「ロードスター(ND)」ベースのレース用車両、スバルブースではSTI(スバルテクニカインターナショナル)が手掛けた「レヴォーグ S CONCEPT」やデザインコンセプトモデルの「レガシィ B4 BLITZEN CONCEPT」、三菱自動車ブースでは480PSの「ランサーエボリューションX Final Concept」、ボディーカラーをマットブラックに塗装した「アウトランダーPHEV Sports Style Edition Concept-B」、スズキブースでは3月発売予定の新型「アルト ターボRS」をベースにした「新型アルト ターボRS コンセプト」、ダイハツブースでは新型「コペン」で採用される、外装を自由に変更できる「DRESS-FORMATION」の考え方に則ったカスタムモデルが展示されるなど、見どころ満載の内容。

 そのほかにも、チューニングメーカーやチューニングショップが手掛けた最先端のカスタムモデルや、多数のチューニングパーツ、タイヤ&ホイールなどを見ることができるので、今週末は幕張メッセに足を運んでみてはいかがだろうか。

 なお、Car Watchではオートサロンの模様を随時掲載していく。

トヨタが4月1日~30日の期間限定で発売する、空色と若草色の「クラウン アスリート」特別仕様車
マークX 350Sをベースに開発された「マークX“GRMN”」。「大人のスポーツFRセダン」をコンセプトに運動性能をブラッシュアップし、一般道からサーキット走行まで幅広く楽しめるモデルとして登場。V型6気筒DOHC 3.5リッターエンジンに6速MTを組み合わせる
スタイリッシュなエクステリアデザインに仕上げられた日産の「e-NV200 Sports Utility Gear」
次世代のライダーデザインを示唆する「Rider Advance Study」
上質さと和のテイストが盛り込まれたオートサロンスペシャルモデル「DAYZ ROOX Rider」
2月13日の発売が予告されているホンダの新型ハイブリッド「JADE(ジェイド)」。会場ではジェイドの用品装着車と無限のカスタムモデルが展示される
SFアクション漫画「シドニアの騎士」とコラボレーションしたNM4-02「シドニアの騎士 継衛」Version
2015年発売予定の「S660(コンセプトモデル)」
マツダブースでは、2015年春から日本を始めグローバルで順次発売することがアナウンスされている新型コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」、新型「ロードスター(ND)」ベースのレース用車両などを展示
スバルブースに展示される、STIコンプリートカーの最高峰モデル「S」シリーズのコンセプトをレヴォーグで実現した「レヴォーグ S CONCEPT(参考出品車)」
過去のレガシィ BLITZENモデルのコンセプトを継承する、新型レガシィB4をベースにした「レガシィ B4 BLITZEN CONCEPT」
三菱自動車「ランサーエボリューションX」の“最終進化型ストリートモデル”と位置づけられる「ランサーエボリューションX Final Concept」。HKS製のスポーツタービンや吸排気系パーツなどによって最高出力は480PSに高められている
ボディーカラーをマットブラックに塗り替えた「アウトランダーPHEV Sports Style Edition Concept-B」
2014年のアジアクロスカントリーラリー 電気自動車クラス(T1-E)に参戦したラリーカー仕様のアウトランダーPHEV
3月に発売を予定している新型「アルト ターボRS」をベースにした「新型アルト ターボRS コンセプト」
アクティブでスポーティなイメージを表現した「ハスラー」のコンセプトモデル「ハスラー ロードバイクスタイル」
グリーンメタリックのボディーカラーにホワイトパール2トーンルーフカラーを採用する「ハスラー アウトドアスタイル」
ダイハツブースではカスタムされた14台の「コペン」を展示
メルセデス・ベンツブース。8000万円のプライスタグが付けられる、「Gクラス」の特別仕様車「G 63 AMG 6×6(シックス バイ シックス)」や各種AMGモデル、2014年11月に「S クラス」の追加モデルとして登場したばかりの「S 550 PLUG-IN HYBRID long」などが展示される
メーカーブース以外にも多数のチューニングカーを間近で見られる
ブリヂストンは2月2日から発売するストリートラジアルタイヤ「POTENZA RE- 71R」を全面に押し出したブース展開だが、さりげなくストリートスポーティタイヤの「POTENZA Adrenalin RE002」の後継モデル「POTENZA Adrenalin RE003」を展示する

編集部:小林 隆