東京モーターショー2015

トヨタが提案する次世代ライトウェイトスポーツコンセプト「TOYOTA S-FR」

トヨタ「86」の弟分

東京ビッグサイト

2015年10月30日~11月8日一般公開

次世代ライトウェイトスポーツコンセプト「TOYOTA S-FR」

 10月28日、第44回東京モーターショーが開幕した。東ホールにブースを構えるトヨタ自動車はワールドプレミアとなるコンセプトカーをはじめ、ジャパンプレミアとなる日本仕様の新型プリウスなどを展示している。

トヨタブース

 スポーツカー好きにとって注目したいのは、次世代ライトウェイトスポーツコンセプト「TOYOTA S-FR」だ。車名の「S」は「Small」の略で、文字どおり「小さなFR」を表す。細かなスペックは公表されていないものの、エンジンをフロントミッドシップに搭載し、意のままに操れる爽快感とクルマと対話できる楽しさを実現している。クルマの位置づけとしては「86」の弟分で、エンジン排気量や価格などもそのあたりを想定しているという。

S-FR
ボディーサイズは全長3990×全幅1695×全高1320mm。ホイールベースは2480mm
グラスルーフを採用
フロントホイール。タイヤはブリヂストン・ポテンザ。サイズは消されている
ブレーキは片持ちタイプ
リアホイール
リアブレーキ
プロジェクタータイプのヘッドライトとLEDポジションランプの組み合わせ
フェンダーに車名のバッジがつく
サイドミラーはターンランプ内蔵
ボトムはディフューザー形状でマフラーのテールパイプを内蔵
リアコンビランプは奥行き感のあるデザイン
シンプルなインパネまわり
ステアリングは3本スポークタイプ
液晶パネルを使ったメーターを採用
ミッションは6速MT
ペダルまわり。アクセルペダルはオルガンタイプだ
DINスペースはなくスマホ使用が前提。低価格化を意識しての仕様だという
スポーツモードが用意されている
ホールドのよさそうなフロントシート
リアシートは+2的なスペース
グラスルーフはショーモデル仕様。軽量化や価格を考えると市販される場合は通常のルーフになりそう
シフト後方にパワーウインドウとドアミラーのスイッチ
運転席側ドアトリム

安田 剛